100円塗料の落し穴 ~注意点~ | こちら 第二研究室 遊(ゆう)

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以前最も安い塗料として100円均一の塗料「ちょっと補修用アクリルスプレー」を紹介しました。
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しかしこの塗料、寒くなったせいかうまく塗れなくなってきたのです。
 
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サーフェイサーをかけた上から白を塗装したのですがどうもうまく塗れてないのです。
3回ぐらい重ね塗りしたのにも、イマイチ塗れた感じがなくて、一部はざらついた感じでつやがない状態となってしまった。
表向きにはプラスチックにも塗装できるとは書いてあるものの、裏の取り扱い注意にはABS、硬質塩ビ、アクリルに使えますと書いてあります。
使用しないでくださいの中に玩具(プラモデル)が含まれていました。
ということは使用できないということですが、今までは特に問題なく塗ってきたのでどういった訳なのか分からない。
使用して異常が出たとしても、それは使用した本人の責任ですので文句は言えません。
そもそも今までは比較的暖かい時期だったのでうまく塗れていたのでしょう。
気温が20度下回るときには塗装してもうまく塗れないのでしょうね。
でも暖かい時期でもたまによくない時もありました。
この100円塗料ははっきり言って使えっるようで使えない50%といったところです。
冬場にこの塗料でプラモデルへの塗装は不向きですが夏場はおおよそ大丈夫でした。
そこで今実験をしてみました。
サーフェイサーを吹いて、NO.4のレッドを4回塗装してみました。
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1回目は軽く下地が見れる程度に軽く。
2回目である程度下地を隠す。
3回目でつやが出てきたように見えますが、真ん中あたりが既におかしい。
4回目は仕上げ塗装にしたのですが、つやというよりも溶けている感じになってしまいました。
この先さらに5回目を多めに吹いたのですが、塗装直後はそれなりの仕上がりだったのですが、乾いてくるとやっぱりだめでした。
これでも一応塗装できているはずなんですが、寒さのせいなのか、塗料がきつすぎるかで、溶けた感じのザラザラに見えてしまいます。
これ以上はどうしようもありません!
これより以前に塗装したものには、問題なっかたのでそれを見ていただきましょう。
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今回実験したNO.4のレッドを塗装したものです。
溶けた感じも全くなく、きれいに塗装できています。
 
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NO.9のチョコレートにNO.5のクリアを上に塗装してあります。
これも問題なくきれいな仕上がりになりました。
 
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NO.13のスカイブルーを塗装してあります。
これもまずまずといったところです。
理由は断定できませんが、暖かくなった3月ごろ試してみる必要がありそうです。
 
なお、この100円塗料を使用する際は冬場の寒い時期は避けたほうがよろしいです。
できることなら、タミヤカラーかMr.カラースプレーまたはニッペホビー用スプレーで塗装することを推奨します。
何かしらの問題が発生して責任は取れませんので、事故の判断で100円塗料をお使いください。