上野の国立科学博物館で行われている特別展「医は仁術(じんじゅつ)」を見てきました。
江戸の医から、未来を眺める。と題して過去から未来へとの医学の流れの展示です。
最初の腑分けは斬首体を使ったため首から上の絵がなく表面上に見えるものだけの記録になっています。
この後、どんどんと詳細な観察絵図になっていきます。西洋からの知識を勉強していただけではなく、日本人独特の研究もなされていたというのは、とても誇らしく思えました。
日本人が考案した、出産を手助けする器具の完成度の高さにシーボルトが驚いて西洋に紹介したということもあるそうです。
飲食・房事 養生鑑では、体の働きを擬人化し、臓器の役割を紹介しています。
プロジェクションマッピングを使った、人体の仕組みの紹介はとてもわかりやすかったです。(人体モデルに、映像を映しています)
ヒトiPS細胞の固定標本などもあって(実物)見どころ満載でした。