話はセカンドオピニオンのことに戻ります。


『セカンドオピニオンと悩み』1クール目の治療が始まってすぐの時に、主治医にセカンドオピニオンをしたい旨を伝えておりお話を聞きにいきたい病院も決めていました。名大のT教授。神経芽腫を治療中…リンクameblo.jp




あれから有難いことに順調に治療が進んでいたので次の治療について考えることに時間を費やせました。



旦那は少しでも息子の負担を減らしたい。


今入院している病院も、しっかりと治療を間隔を空けずに進めていくことが大切。臍帯血はうちの病院ではやりません。(出来ないではなく、やりません。)



私も旦那の意見も病院の意見ももちろん分かる。理解はしてるけど1%でも治せる可能性が上がるなら臍帯血にチャレンジしたい。


この平行線だったのでもう一つ別の病院にセカンドオピニオンに行くことにしました。




予約してからここも1ヶ月ほど時間がかかり、セカンドに行けたのが5クール目の中旬ごろでした。



ここで初めて臍帯血は選択肢としてありだと思うと言われました。


リンパ節のみ転移の場合は60%程治癒が見込めるとイギリス?の大規模な調査で結果が出ているようです。


しかし、もっと上を目指していくならタンデム移植や臍帯血をすることは間違いじゃないと思うと。

大切なのは結果で、結局再発してしまってまた強い抗がん剤してってするよりもトータルで見ると1回で再発なく終わらせるのが絶対にいいです。と言って頂けました。


もちろん臍帯血をしたからと言って絶対再発がない訳じゃないです。けど確実に可能性は上がると思います。



私はここの教授の考え方に一番納得出来ました。




そして旦那も同意見だったのでこのセカンド中に転院を決めました。





セカンドオピニオンの話はこれで終わりです。





2件セカンドオピニオンを回って感じたとこは、治療の進め方や考え方は病院によって様々だなと。まず病院が全ての治療法を提示してくれるわけではない。自分で調べないと損をするのは自分で、

現状に不満はなくても他の病院の意見を聞くのはとても大切だと思いました。


実際私は転院前の病院に全く不満はなく

息子も主治医や看護師さん、リハビリの先生にも懐いていて私も話せるママがいてとても居心地がよく出来ればここで治療を続けたかったです。



けど沢山悩みながらも自分たちの納得する形で治療を進められる環境に移ることは自然な流れでした。



前の病院には息子の命を救っていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。