教員の処遇などを議論している文部科学相の諮問機関・中央教育審議会(中教審)の特別部会。
時間外勤務手当(残業代)を支払わない代わりに支給される「教職調整額」の割合を現行の給与月額4%から10%以上に引き上げることを柱とする提言の素案をまとめる方向。
素案では「定額働かせ放題」とされる「調整額」を廃止し、実際の労働時間に応じて残業代を支払うことも検討されていた。
しかし、授業の準備や部活動の指導など勤務の線引きが難しく「校長が時間外勤務を職務命令として出すことは困難」との意見が大勢を占めたため、現在の枠組みは維持し額を上乗せするとのこと。
調整額は昭和46年制定の教員給与特別措置法(給特法)で定められて以来の引き上げとなるか。
今回の引き上げ案について思うこと。
いやいや、、、「給料増より業務減を」だろ。
教員が少ない中で実際の労働時間でお金を払う仕組みにするとますます教員不足が加速することを懸念しているのはわかるけど、
現場で働かされている教員からしたらお金よりも業務減を望んでいるよ。
大学院を出た教員は奨学金はいらないみたいな金で解決しようとする施策もあるけど、
今回の給与増はもっと金の匂いがして嫌な気になりました。
まあ何もされないよりはマシですが、、、
これで教員は増えるんですかね?
教員は働きやすくなるんですかね?
どうなることやら。