ドルフィン桟橋から時計回りに周遊していきます。
先程見学した30号棟と31号棟が見えます。
この角度だと3号棟がいかに高い場所に建っているかよく分かりますね
まさに軍艦島、こうして離れて見るとひとつの大きな船が走っているように見えます。
31号棟より左手に完全に崩壊した材木の山があります。
島にある唯一のお寺、23号棟泉福寺跡です。○で囲んだ場所に仏像が残されているのが確認できます。
同じ形で三つ並んでいる建物が鉱員社宅の59~60号棟です。
31号棟の様に護岸と並行に建てて潮害をまともに受ける形ではなく、垂直に据える事によって被害を少なくしようという試みで建てられているようです。
丁度三つ子の59~61号棟が並ぶ手前辺り、奥の方に微かにあの有名な『地獄段』がちらりと見えます。
SIREN2では完全に再現されていますよね
56、57号棟脇に設置された階段でかなりの急こう配になっており、端島神社の方まで続いています。
徐々に島の北側に回りこんできました。
こうして見ると建物がこんなにもぎっしり詰まって立っている光景はやはり非現実的ですよね…。
どの角度から見ても素晴らしい、軍艦島と呼ぶべき悠然とした姿。
端島小中学校(左)と65号棟(右奥)、そして65号棟の手前が端島病院です。
65号棟を少しアップめで。
65号棟は「コ」の字型をした10階建の超巨大社宅です。
この建物と正面にある66号棟、そして59、60、61号棟の間にある通りは「潮降街」と呼ばれており、SIREN2の「潮降浜」の由来になっています。
高潮が入り込んでくる為つけられた名前ですが、その理由は前述通り三つ子社宅が護岸に対し垂直に建てられている為です。
端島小中学校を最後に、軍艦島クルーズもそろそろ帰路につきます。
少しずつ遠ざかって行く島の姿に切なくなります…
世界遺産に登録されてから沢山のお客さんが軍艦島に来る様になったので、軍艦島クルーズに参加される際は事前予約を念頭においていた方がいいかもしれません。何せ割引もききますので
他にも軍艦島デジタルミュージアムというのも出来たので、次回長崎を訪れた際には是非行きたいと思っています。
軍艦島グッズも色々欲しいですし…
あっ、そうだ。池島にも行かなくちゃ…!
今度長崎に行く時は軍艦島と池島のセットでレポが書ければと思います
それでは、軍艦島レポはこれにて
ここまでお付き合い下さりありがとうございました!