私は鍼灸業を実費で行っているのですが、それで保険を使っているところと比べると当然施術費は高くなります。
私が保健治療をしなのは保健にはいろいろ問題があり、一番の理由は施術の質が落ちるからです。
つまり私は価格より質をとっているわけです。
当然それだけの施術の技術と質に自信があるからそうしているわけでもあります。
しかし患者サイドとしてはそのような施術の中身について体験してみなければわかりませんから、価格にしか興味を示しません。
私としてはもちろん私自身が施術の違いを直接患者さんに説明したり、ホームページ等で説明をしているのですが、残念ながら私の力不足で理解してもらえないようです。
そうすると価格しか興味ない人は私の施術者としは対象外になるわけです。
つまり私としては価格より施術の中身を問うてもらいたいわけです。
しかしながら現実には出会う人が聞かれることは価格のことばかりです。
私としては非常に残念で悔しい思いをしているのですが、昨日はたと思いついたのですが、果たして自分はどうなのだろうかと。
よく考えてみれば自分こそ質より値段重視で買い物しているのではないか。
つまりすべて私の中の投影だったのです。
私がこんなだから出会う人みな価格のことしか興味を示さないのです。
これが良いとか悪いとかではなく単に私の心の内面のあり方を投影していただいただけなのです。
だから相手が問題なのではなく、すべて私が問題だったというわけです。
結局私が表面で望んでいることと、内面の思いが違っていたからこのような現象を引き起こしていたのです。
このことに気が付いた時、愕然としショックでした。
でもこれが自分なんだと。
とにかくこれからは値段より質重視で買い物をしようと決めました。
これからどのようになるのか、変化があるのかないのかはまだわかりませんが、思いと行動がばらばらにならないように努めていくつもりです。