今更なんですが、私のギターの思ってる事で。
私の世代(もうじき57才になります)はギターといえば、
ギブソンレスポールかフェンダーストラトキャスターかと。
今は様々なギターがありますが(昔もですが)、基本的にこの2本が基準かなと思ってます(色々持ってますが)。
私がギターの弾き始めた時は兄のグレコのリッケンバッカーを借りて練習していました。
最初に買うギターはレスポールと決めていて、レスポールと言えばジミーペイジなんですが、
ジミーペイジにはハマらず、竹田和夫氏が弾くレスポール姿がカッコ良くて。
でもリッチーブラックモアが大好きになり、
レスポールにはトレモロアームが付いてないので、
リッチーと同じラージヘッドのストラトキャスターを狙っていました。
ところが友人が先にそれを購入して(ムカつきました 笑)、私はジェフベックが来日して有名になった
ジェフベックモデルストラト(フェルナンデス製)を発売出たての1979年中2の時、購入しました。
3つのスイッチが特徴的でカッコ良かったんですが、私にとってはとても使いずらく悩んでいて、
結局普通のスイッチに戻しました。ロリーギャラガーが好きになり、
トレードマークのボロボロの
ストラトを真似して1982年の高2の冬休みに白い塗装を剥がしました。レリック加工がまだ流行る前です。もはやジェフベックモデルの面影なし(笑)
高中正義氏にハマっていた時(1979~83年頃)もあったんですが、最初はストラトを弾いていたので
それなりにコピーしてましたが、
途中からヤマハのSGの使用するんですよ。
ヤマハのSGはレスポールと同じ仕様なので、太い音が出ますし
22フレットをよく使うんです。ストラトは21フレットしかないのでどうしようもならない。(私のボロのストラトは結局1フレットを足して22フレットになってます)
ヤマハのSGも友人が購入したので(ムカつきました 笑)あきらめました。
借りて弾いたらとてもいい音で羨ましいやらくやしいやら。
22フレットのストラトは1986年にシェクターもどきの中古を手に入れ、
それ以降は必ず22フレット以上あるギターを購入しています。
話しは遡りますが、トレモロアームが付いていて太い音が出せるギターを1番早く使用したのは
やはりエディヴァンヘイレンです。
1978年のデビューはリアルタイムで経験しましたので、ものすごく衝撃を受けました。
なんとストラトにレスポールのハムバッキング搭載した改造ギターを使用。こんなヤツがいていいのかと思いました(笑)
しかも何を弾いているかわからないからコピーできないし、それ以前にチューニングが半音下げに気付き、あ~面倒くさい!
KISSも半音下げでしたね。それ用にギターがもう1本ないとダメじゃん!となりました。
レスポールはハムの太い音、ストラトキャスターはシングルの繊細な音というのが常にありまして、
ストラトにハムバッキングなんて反則じゃん!と思う世代なんです(←多いかと 笑)
まあエディ以降のギターの進化って早かったと思います。1980年中期からストラト形+ハム+フロイドローズのギターが
多かったです。これはヘビーメタル、ハードロックの黄金期と重なりますね。アイバニーズのギター等定番になっていきます。でも基本はレスポールとストラトなんですけど。
時は流れて、やっとラージヘッドのストラトは2015年に購入。
2016年にはなぜか私らしからぬSSH仕様のギターを購入。
とても安かったし、こういうのもありかと。まさかこれが今のメインになるとは。
レスポールは探しに探して結局ギブソンは購入しなかったですが、気に入ったものが2019年に手に入りました。
これまた2019年にジャンクで購入したこのPRS。私の考えを変えるギターになりました。
このギター、最初から大幅に改造されてまして、ロックペグ、22フレット、2ハム1シングル(HSH)という仕様。
前にこれと同じシングルサイズのハムを売ったギターに取り付けていたんですが好みの音ではなくて、
でもこれは好みの音でしかもハーフトーンの鈴鳴りもしました。ここからのヒントを経て
今のメインギターに繋がります。しかもルックスは初めて買ったジェフベックモデルに似てるという。戻って来るんですね。
結局レスポールとストラトのいいとこ取りでHSH仕様(笑)
高中氏もヤマハのSGをストラトの音が出るような仕様のモデルも弾いてましたし。
1本で色々な音が出せるって便利です。極端な話、ギターを持ち換えなくていいですから。
でも未だにレスポールはギブソンレスポール、ストラトはフェンダーストラトという脳なんですけど(笑)