ご報告 | Kのガレージ

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“書く”ということを続けていたい。
生きたという“あかし”を残したい。

〜当ブログおよび当ブログ掲載の小説をお読みくださっている皆様へ〜

 

 

 

 

 

皆様、いつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

突然ですが、皆様にご報告がございます。

 

 

 

 

 

わたくしK、このたび……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

離婚いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか、芸能人みたいに言ってみても僕はただの一般人。

 

離婚の原因や、離婚に至るまでの経緯etc.についてはですね、

 

相手(=元配偶者)側の立場もあることですし、

 

ネット上であーだこーだ書き連ねるのもいかがなものかと思いますので、

 

ここで書くことは差し控えさせていただきます。

 

ただ、今の心境を一言だけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「長かった……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと離婚できた。

 

それが今の正直な気持ち——。

 

詳しい話は小説にでも書こうかな(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

離婚を切り出したのは僕のほうから。(結局書くのねタラー

 

K「あのさ、話があるんだけど」

 

K嫁「……」

 

K「俺、離婚することにしたから。出てって」

 

 

 

 

 

これに対する返答は「なんで?」でも

「どうして?」でも

「どうしたの?」でも

「何かあったの?」でも

「嫌だ」でも

「私、何かした?」でも、

どれでもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……いつ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一声が「いつ?」ってことは、彼女もある程度覚悟はしていたんだろう。

 

出てってくれと言われても仕方がない、そんな様子がひしひしと伝わってきた。

 

 

 

 

 

僕は彼女に伝えた。

 

成人年齢が十八歳に引き下げられたとは言え、実質はまだ二十歳が大人。

 

息子が二十歳になるまでは、親としての責任を果たそう。

 

息子が二十歳になったら、離婚しよう。

 

そのときに出ていってくれ。

 

それまではお互い親として、最後まで責任をもって、子育てをまっとうしよう。

 

 

 

 

 

「わかった……」と言って頷いた彼女。

 

この話をしたのは2022年7月(今から1年と10ヶ月ほど前)。

 

息子が二十歳を迎えるのは2025年4月。

 

二年九ヶ月に及ぶであろう家庭内別居の始まりだった。

 

以来、夫婦の会話は途絶えた。

 

小さなマンションの一室で、お互いを避けるように生活してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今年の3月末。

 

大学に合格した息子は、東京を離れて地方で一人暮らしを始めることになった。

 

時を同じくして、彼女は何も言わずに自ら家を出ていった。

 

当初の予定よりも一年、早く。

 

彼女は本格的な別居の道を選んだ。

 

これにより、家庭内別居は予定より早い一年八ヶ月ほどで終わりを迎えた。

 

 

 

 

 

それっきり彼女は帰ってはこなかった。

 

リアルな別居が始まった。

 

実質的・恒常的な別居を自ら選んだ彼女。

 

息子が二十歳を迎える前に。

 

もはや僕らが夫婦でいる理由はなくなった。

 

当初の予定を一年ほど前倒しして、僕らは正式に離婚することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女には感謝している。

 

夫婦生活や子育てを通してでしか経験できないことを、僕の人生にもたらしてくれた。

 

今はそれ以外、何も言えない。

 

言いたくない。

 

言えばネガティブな言葉ばかりが並んでしまうだろうから……。

 

あなたが心身ともに健康でありますように、陰ながら祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子が成長するにつれ、親子の会話も減っていった。

 

それでも息子は僕らの異変に気付いていたようだ。

 

両親が言葉も交わさなければ顔も合わさないんだから、まあ無理もないだろう。

 

彼が一人暮らしを始めたタイミングで、僕らは離婚するだろうと彼は考えていたらしい。

 

息子よ、お前が考えていた通りになったよ。

 

許せ。

 

これからもお父さんはお前のお父さんだし、お母さんはお前のお母さんだ。

 

そしてこれからも、会いたいときは自由に会えるよ。

 

だからお前は、お前の人生を目一杯楽しめばいい。

 

俺もそうする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、僕は一人——。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


意外と快適。

 

 

 

 


子育てを終え、夫婦生活を終え、久方ぶりに独り身になってみたら、意外と快適だった。

 

二十数年ぶりの一人暮らし。

 

食事、睡眠、家事、余暇、すべてマイペースでできるというのが何より快適。

 

長かった家庭内別居から抜け出せたという開放感もある。

 

場所は変わらないけれど、新生活が始まった感じ。

 

気分は悪くない。

 

寂しくもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろあったけど、そしていろいろあるけれど、

 

これまでの人生に感謝して、これからの日々に希望をもって、

 

新しい一歩を踏み出そうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、これからも当ブログおよび当ブログ掲載の小説をよろしくお願いいたします。

m(_ _)m

 

 

 

 

 

K