人生でもっとも濃かった6月の話。 | Kのガレージ

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“書く”ということを続けていたい。
生きたという“あかし”を残したい。

先月、6月。

僕にとって2023年の6月は、忘れられない一ヶ月になった。

人生のターニング・ポイントの一つだったと言っても過言ではないほどに。

 

 

 

前半は浮き沈みの激しい毎日を過ごしていた。

世の中ぜんぶ最高だ!爆  笑

と思う時間と、

何もかも終わっちまえ!ムキー

と思う時間が、

6〜8時間おきぐらいに交互にやってくるような状態だった。

躁鬱に似たような状態だったのかもしれない。

 

 

 

 

 

そんな中、まずは6/4(日)。

これに行ってきた↓

 

 

今、地球上で一番好きなバンドKing Gnuの日産スタジアム公演。

 

死ぬまでに一度は観たいと思っていたKing Gnuのライブ。

 

念願叶っての初参戦。

最初から最後まで感動しかないというぐらい素晴らしいライブだった。

 

オープニングSEが響いた瞬間、全身鳥肌 → 1曲目どアタマのコードが鳴った瞬間

 

うわあーーーーっっつ!!!

 

ブチ上がり上矢印

 

年甲斐もなく歌って踊ってノリまくった。

 

翌日は全身筋肉痛。

 

最高でした。

 

途中、感極まって何度かマジ泣きえーん

 

7万人のスマホ・ライトがスタジアムに揺れたあの光景は一生忘れないキラキラ

 

最後に打ち上がった花火で昇天花火

 

魂に響く、魂が揺さぶられる体験だった。

 

 

 

 

 

そして6/10(土)。

職場の、50年に一度という歴史的なセレモニーがあった。

自分はそのセレモニーを企画・運営する結構な中心人物としてその日を迎えていた。

世の中ぜんぶ最高だ!爆  笑と、何もかも終わっちまえ!ムキーが交錯していたのは、この日が原因だった。

 

構想およそ一年。

直前になって創業者からはバチクソ文句を言われ……ガーン

上層部の理解を得るのに何度も苦心し……もやもや

しかし仲間の大多数は責任を負いたくないがために他人事zzz

もしくは単純な無知による無関心ねー

の、どちらか。

しかし突き上げる人間はとことん突き上げてくるという何とも不条理な状況……真顔

(わたくしK、何を隠そうゴリゴリの中間管理職なのですアセアセ)

 

そんな辛いことばかりで埋め尽くされた日々。

退職届を出そう。

いつ出そうか。

どのタイミングで出そうか。

毎日それだけを考え続けた。

 

 

でも……

 

 

これをやり遂げたときの手応えは絶対に普通に生きててなかなか得られるものじゃないはずだ。

無意識の向こう側で、第六感的に、おぼろげに、その確信だけはあった。

それだけを頼りに、必死にもがき苦しんで這いつくばってこの日を迎えた。

 

 

そして運命の当日。

 

 

すべてが報われたまじかるクラウン

すべてがうまくいった桜

やってよかった拍手

何度も這い上がった甲斐があった泣き笑い

生きててよかったキラキラ

この日を迎えられてよかった花束

心からそう思えた虹

おめでとうお祝いケーキ

 

 

僕は泣いた泣

魂が打ち震えて涙になって表に出る、そんな感覚だった。

 

 

打ち上げで飲んだお酒の味もまた格別だった生ビール

見事に達成し、最後までやり遂げ、すべてが報われた、そんな勝利の美酒だった。

パンデミック終わりという絶好のタイミングで、

職場のみんなが大勢集まった本当に久し振りの宴席で、

こんなに美味しいお酒を飲める日がやってくるなんて。

こんなにすべてが完璧な一日がやってくるなんて……。

やはり普通に生きていてはなかなか得られないであろう素晴らしい経験だった。

あの確信は間違いじゃなかった。

この日、僕の「生きる」ということに対する考え方やアティテュードのステージが

いっきに2〜3段階上がったような感覚をおぼえた。

ふと、ミスチルの某曲の一節が頭に浮かんだ。

 

高ければ高い壁の方が

登ったとき気持ちいいもんな

 

 

 

 

 

そしてそして、6/11(日)。

そんなこんなで去年からずっと先延ばしにしていた、コレを観に行った↓

 

 

 

大感動。

 

泣いた泣

 

うわあーーーーっっつ!!!

 

って↓

 

 

ずっとこんな顔してた(笑)。

 

で、

 

ちょっとネタバレ的な話になってしまうかもですが、

劇中、時折り「シーン……」と無音状態になる場面が何度かありまして。

 

その度に、

 

最前列にいた親子の、

 

声の感じからすると年長から小学校低学年ぐらいの、

 

お嬢さんがですね、

 

パパ(ママ?)に向かって、

 

 

 

「……ねえ、終わった?」

「……」

 

 

 

「……ねえ、終わり?」

「……」

 

 

 

「……ねえ、これで終わり?」

「……」

 

 

 

「……ねえ、終わりだよね?」

「……」

 

 

 

 

 

帰れーーーっ!ムカムカムカムカムカムカ

 

 

 

 

 

……すみません、取り乱しました。

まあそんなことも全然許せちゃうぐらい素晴らしい作品でした。

大満足でした。

一時期、声優陣がテレビアニメと違ってて云々とかいろいろ言われてましたが、

そんなことは1ミリも気にならないほど圧倒的な感動を味わうことができました。

やっぱり「スラムダンク」の看板は裏切らないし、色褪せない、

そう思わせてくれる仕上がりでしたバスケ

 

 

 

 

さらにさらに、6/24(日)。

知り合いのピアノ奏者の女性が、ピアノサロンを開設した。

そのオープン記念イベントであるミニコンサートを観に行ってきた。

 

かつてブライダル・プレイヤーとして活躍していた彼女は、三児の母。

さらに一番上の子は、重度の知的障害を抱えている。

 

ただでさえ大変な三人の子育て。

加えて重度知的障害のお子さんの子育て。

どれほどの苦労を強いられたのかは想像に難くない。

そんな中でも彼女の夢だったピアノサロン開設を実現した、その精神力たるや。

 

彼女曰く「たぶん(障害児をもつ)私の親業に終わりはないだろうから、もうやるしかない!って思い切りました。改装工事してイチから作ったから、お金はスッカラカンになりましたが……」

 

そんな彼女が迎えた晴れの日。

コンサートの中盤。

ディズニー映画『リトル・マーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」を、

二十歳の時からの相棒だという年季の入ったグランドピアノで奏で始めた。

 

 

 

 

 

もう……泣

 

 

 

涙なしには聴けなかったえーん

 

 

 

彼女のこれまでを知っているだけに、涙が溢れて止まらなかった。

 

 

 

ちなみに彼女、結構な天然さんぽってりフラワー

 

……だと思っている。ナイショだけど。

 

わたくしK的には宇宙人宇宙人あたまだとすら思っている彼女。

 

だからこそ様々な苦難を乗り越えて自分の夢を叶えられたのではなかろうか流れ星

 

とも思っている。

 

そんな彼女のこれからの人生に、多くの幸せが訪れることを、

 

そしてピアノサロンの盛況を、

 

心から祈っています照れ

 

 

 

 

 

最後に、日産スタジアムの帰り道に撮った満月。

 

 

綺麗でした。

 

 

これまで、6月って地味な月だよな〜。

 

勝手にそんなイメージで生きてました。

 

祝日もないし。

 

しかししかし、なんとも濃い〜6月を過ごした、わたくしK。

 

これまでの人生で過ごした6月の中でもズバ抜けて濃い6月

になりました。

 

そんな6月も終わり、7月も半分が過ぎました。

 

僕は、新しい小説を書き始めました。↓

 

 

 

 

 

 

よかったら読んでいってください。

 

僕は、今日も元気に生きています。

 

心が折れることもあるけれど、基本は元気です。

 

辛いこともあるけれど、基本は幸せです。

 

皆さんが元気で幸せな日々を過ごせますようにリボン