調子はいかがでしょうか!(^^)!
『海外直輸入のカリマーSF通販ショップ』店主の稲嶺(イナミネ)です♪
本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
今回の記事では、ブッシュクラフトで使えるロープワーク、プルージックの結び方と活用方法についてご紹介していきたいと思います。
ポールが無くてもタープをピンッと張れるようになる方法ですので、ぜひご参考にしていただけると嬉しいです
それでは早速いきます♪
目次
・超簡単!タープを引っ張るロープワーク「プルージック」とは?
・プルージックの結び方
・まとめ
超簡単!タープを引っ張るロープワーク「プルージック」とは?
プルージックとは、輪っか状のロープを使用して、ロープと物を繋いでいくロープワークの事を言います。
噂によると、登山家のプルージックという人が考えた方法らしいですね!
今回ご紹介していく活用方法は、タープをピンッと引っ張る方法としてご紹介させて頂きますが、その他にもランタンを吊るしたり、フライパンやケトルなどの調理器具を吊るすことも可能です。
しかも、プルージックは物をぶら下げたまま自分の好きな位置へスライドさせることも出来るので、とても使い勝手のいいロープワークなんですよ~
プルージックの結び方
前回の記事で、タープを張る際に重要となる、「リッジライン」の結び方についてご紹介させて頂きましたが、今回のプルージックはそのリッジライン上で行う方法となります。
もしあなたがリッジラインについてよくわからなければ、ざっとで構いませんので、下記の記事に目を通して頂けると理解しやすいと思います
ブッシュクラフトで覚えておきたいロープワーク!【シベリアンヒッチ編】
まず初めに、ロープを切り分けて輪っかを適当に作ります。
画像ではパラコードを使っていますが、めちゃめちゃ太くなければあらゆる種類のロープで代用できます!
私の場合、手の大きさの2倍ぐらいで適当にカットしました。
長い分には構いませんが、これより小さくすると少しやりにくくなるのでご注意ください!
次は、先端を揃え適当に結んで輪っかを作ります。
これで輪っかは完成です♪
この輪っかをリッジラインに繋いでいきます。
まずは輪っかをリッジラインに添えるようにしてください。
リッジラインを巻き込みながら、クルっと輪っかを回していきます。
これを3回繰り返します。
そうすると、次の画像のように、ロープの束が3列できるはずです。
ここでのコツは、この束をキレイに並べながら回していくことです。
この束が雑に重なってしまうと、あとで緩んだりうまくスライド出来なかったりと不具合が出てしまいますので、ここがポイントです!
3回巻き終わったら、束が崩れないように意識して、下側にあるロープを下に向かって引っ張ってください。
最後まで引っ張ると、次の画像のような仕上がりになると思います。
これでリッジラインへの繋ぎはOKです!
このプルージックで面白いのが、ロープを引っ張っても全く動かないのに、束を摘まむと動かせるという点です。
次の画像のように、ロープを引っ張っても全く動きません。
しかし、束を摘まむと自分の好きな位置まで動かせるんですよ。。。
不思議ですよね。
おそらく単純な原理なんでしょうけど
この輪っかをいくつも取り付ければ、調理器具やランタンをぶら下げたり、カラビナ等を使ってあらゆる活用が可能となります!
あなたのアイディアでプルージックを駆使してください
この原理を活用して、タープをリッジラインへ乗せて引っ張ってみましょう。
今回はブルーシートを使っていますが、タープでも同じです。
用意していただきたいのは、「木の枝」を2本。
小指ぐらいのサイズで大丈夫です。
準備できたら、先ほど取り付けた輪っかをブルーシートの穴に入れます。
タープならタグに通せばOKです。
通した先の穴に木の枝を通します。
この状態から、リッジラインに取り付けたプルージックの束を摘まみ、好きな位置までスライドさせます。
反対側も同様の作業をすれば、プルージックが緩むことなくタープがリッジラインにしっかりと固定されるようになります!
タープをピンッと張る方法は以上です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
簡単で便利なプルージックについてご紹介させて頂きましたが、これも人によってやり方が色々とあるようです。
あなたが好きな方法でキャンプを楽しんでくださいね。
次回は、自作のペグを使用してタープを引っ張る方法をご紹介しようと思います。
また見て頂けると幸いです!