「誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ」(林真理子、山本淳子、著/小学館101新書)を読了しました。
この本は、「源氏物語」について、小説家の林真理子さんと平安文化研究者の山本淳子さんが、その面白さを対談している本です。
私は、一度だけですが、「源氏物語」を「原文」で、読んだことがあります。しかしながら、その時は、勢いで読んでしまったため、分かった内に入らない読み方をしていました。それで、いろいろと「源氏物語」についての本を読んでいこうとしているところです。この本も、その一環です。
また、来年は、NHKの大河ドラマで、「紫式部」を主人公とした作品が放送されるということで、それに向けての「予習」の意味もあります。この本のほかにも、「源氏物語」や「紫式部」に関する本を読んでいきたいと思っています。
この本を読んで、分かったことは、「源氏物語」や「紫式部」について、私はまだまだ知らないこともあるけれど、少しずつ知っていることも増えているということです。どこかで読んだり聞いたりしたことが、結構書いてありました。これからも、知識の集積に努めたいと思いました。
この本の内容について、私が云々するのは、やめておいて、目次を記しておきたいと思います。
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はじめに――
源氏物語は実に奥深くて面白い
序 『源氏物語』を読む前に知っておきたいこと
第一章 『源氏物語』スター千一夜
第二章 『源氏物語』は極上の恋愛サスペンス
第三章 平安時代の男と女
第4章 『源氏物語』はなぜ千年間読み続けられたのか?
あとがきに代えて――
ほんとうにあった『源氏物語』