21世紀の、労働闘争。
日経ビジネスの070312号が、
「こんな労組いらない」という特集をしている。
2週間くらい、前から、
なんとなく、頭に、
新しいタイプの、労働闘争が、
そろそろ、起きなければいけない時期に、
来ているのではないか?
という、思いが、浮かんだり、消えたりしていた。
(別に、自分は左派思想の者ではないのですが、
やはり、日々の労働が、あまりに、きついということですね。)
21世紀の、労働闘争は、
「平等」をベースにしない。
「格差」をベースにする。
「団結」もベースにしない。
「個結」をベースにする。
それは、労働の質が、変わったから。
この辺は、日経ビジネスの070312号にも、
ちょろちょろ言及されているけど、
WEB広告界にとっても、非常に、ビビッドな
問題だと、感じます。
(そのうち、別なエントリーにつづく)
更新遅延の、いいわけ。
ブログの、中川化が、各所から、
お褒めいただき、ありがたい、ことであると、
思っておるのですが、
過去、90時間ほど、更新できていないのは、
ネタ枯れ、でも、飽きた、のでもなく、
単に、秒単位で、ゆとりの時間がなく、
アメブロって、独特に、サーバーが遅いので、
ちょっと、アップしてる時間が、捻出できてないだけです。
過去、90時間に、50ネタくらいは、
携帯から、PCに、タイトルだけは、メール入れてるのですが、
加筆して、UPする時間が、作れてません。
携帯から、UPLDできれば、手間もなく、
リアルタイムで、よいのですが、
なぜか、できず。
恐縮ですが。いま、しばらく、おまちください。
発明とは、人にきくことなり。
日経新聞の一昨日(3月10日)の夕刊1面。
発明家・柳沢源内さんの、記事。
本人の言と、地の文とに、名言多数あり。
いわく。
●「発明とは、わからないことを、人にきくこと。」
●長く頭脳の片隅で眠っていた知識が結びつき、実用品として働き出す。
これが、面白い。
●いつも、考えつづける。離れ離れの知識と知識を、つないでみては、切る。
●「発明は、失敗の積み重ね。リスクを負えるベンチャーの方が強い。」
●断片的知識を1つに結ぶのが発明なら、
パーツ分担を細分化した大組織は、遠回り。
この記事が、言ってることは、
*新しいアイデアは、既存のものの組み合わせに他ならない。
ということと、
*単数のプロ領域では、超えれないものを
→複数のプロ領域の組み合わせで、超えろということ。
で、
*一人の人間が、複数の領域のプロには、なれないから、
詳しい人に、質問しろ。
ということ。
→WEB広告にも、大事なことです。
自分とのアイデア合戦。
以前は、、(何年か前までは)
若い頃の自分とアイデア合戦をしたら、
負ける気がしたり、
今の自分を否定されるような気がしたりして、
嫌だったのだが、
今は、
高校生の時の自分。
大学生の時の自分。
社会人1年目の自分。
らと、アイデア合戦をしても、
負ける気がしなくなった。
もちろん、単純に「不発」も込みの「数勝負」をしたら、
負けるだろうが、その「アイデア合戦」には、
意味がないと、今なら、若い自分に、言って、やれるだろう。
「アタリを出す」という位置に立てば、
「歳をとる」ということは、プラスに働く。
なぜなら、
経験が増せば、増すほどに、
組み合わせ可能な、もとネタが増えるから。
だから、
「アイデア」で、若い自分に、負ける気がしない。
進化は、増設、増設、増設。
遺伝子に内包されている情報は、
ものすごく大量で、
その、ほとんどは、使われないもの、ばかり。
その内の、ごく一部が、発現して、
その生体を、成す。
なんで?
と、ずっと、思ってたのだけど、
要するに、有史以来、生命35億年。
増設、増設、で、
やってきた、から、なのだろう。
と、今朝、ふと、思った。
原核生物の、増設の果てが、
哺乳類であり、
ヒト属だと、いうことか。
どう、違うことをやってやろうか。
企画者なのだから、
どう、違うことをやってやろうか、とか。
どう、他をだし抜いてやろうか、とか。
どう、裏をかいてやろうか、とか。
そういう、ところに、心血を注ぐべき、だろう。
イージーで、新しい組み合わせのない、単なる「なぞり」は、
意地でも、避けるべきだし、
恥じるべき、だと、思う。