相変わらずバタバタした日が続いていますが、今の時期は無理してでもあちこちへ行く価値のある時期。
近場での春の渡りの観察から少し足を延ばして、京都府北部や福井県に2週続けて行ってきました。

先々週は、夏羽の海鳥オオハムを見に京都府北部の丹後半島へ。
かつて丹後半島まで行くには5時間も掛かっていたことがウソのように、高速道路が整備されて半分の時間で行けるようになりました。


途中、一部繋がっていないところは地道を走るんですが、その地道を走っているときに思いがけない鳥に出会いました。

TOPの画像のコウノトリです。
ちょうどうまい具合に、空き地が隣接していたので記念に一枚。
高速道路が全線繋がっているとあり得なかった出会いです。


2羽いたのですが、一羽は座り込んでいました。(この画像もTOPと同一個体)
コウノトリを繁殖放鳥している、兵庫県豊岡市にある「兵庫県立コウノトリの郷公園」もそう遠くないので、きっとこのあたりでは珍しくないのだろうと思っていました。

同行の友人が「兵庫県立コウノトリの郷公園」へ画像とともに報告をしてくれたのですが、2羽のうちの一羽は、最近情報がなくて心配していたとのこと。
お役に立ってよかった。(足環の着け方で個体識別しています)


丹後出身の友人と、奥さんの親御さんが丹後出身という同行2人の友人の推薦で、行く前から今日の昼ごはんは丹後風のバラ寿司にしようと決まっていました。
遊びに行くことや食べることはすぐに決まる。(笑)


これがその丹後風バラ寿司。
一見、普通のバラ寿司に見えますが、他のと違うのは、甘く味付けしたサバがそぼろになって入っていること。
上にかけたり中に入っていたりだそうですが、ここのはご飯に挟んでありました。
これが結構いける。ちょっと多目の量でしたが、ペロッと食べてしまいました。


さて、肝心の夏羽のオオハムですが、
うねる波間に見え隠れするオオハムを見ることができました。
きれいな夏羽や、まだ冬羽のもの、夏羽に移行中のものなど様々でしたが、いかんせん写真には遠すぎました。

ネット上からきれいな夏羽の画像を探してきましたので、それでお楽しみください。
   オオハム夏羽   白っぽいのは冬羽です。


よく考えたら、夏羽のオオハムは見たことなかったです。
冬羽は何度か見ていますが、冬鳥というイメージがあって、この時期に見に行くという発想がなかったのです。鳥仲間の先輩に教えてもらって、いい経験ができました。



そしてこの前の日曜日は、遠くインドネシアやインドシナ半島から渡ってくるタカの仲間のハチクマを迎えに、福井県へ行ってきました。
このハチクマ、NHKの「ダーウィンが来た」で何度か取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。



この日はまだ少し早かったようで、7羽しかハチクマを見つけることができませんでした。
それも結構遠くてこんな画像しかないんですが、まずはハチクマを迎えることができた喜びのほうが大きかったです。
今度の週末には、3週連続になりますがもう一度会いに行くつもりです。