多分駄文2 | オーナーの読書室

多分駄文2

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先日の国会答弁で、民主党の前原議員が、麻生総理に対して、「詐欺」呼ばわりした質問に対して、当の麻生総理は、「犯罪である」と応酬していたが、彼は、“換喩”(かんゆ)、――英語ではメトニミー、――というレトリック(修辞法)というものをご存じないらしい。換喩とは、いうまでもなく、あるひとつの事柄を別の表現で言い換えることで、例えば、ダウニング街10番地とは、英国首相の官邸の住所だが、それは、英国政府そのものを指す“換喩”であり、“キャピトルヒル”もしくは単に“ヒル”といえば、米国の国会議事堂を指していて、米国議会そのものの“換喩”であることぐらい中学生でもわかるというものだ。民主主義の政治家であれば、この程度のレトリックを基礎にして、本質的な議論を展開すべきところ、まったく字義通りの言葉尻をつかまえて、児戯のような口げんかに終始している。笑止である。ついでながら、民主党も感心しない。少し前、民主党の議員が、四文字熟語をならべたてて、麻生総理にそれを見せて、テレビ番組よろしくクイズショーを国会で行っていた。これこそ時間と税金の無駄遣いでなくして何であろう。


ことほどさように、わが同胞である国会議員の諸先生方の能天気ぶり、知的脆弱性には、暗澹とせざるを得ない。