ケイズケイスの近況
ケイズケイスの近況
大通りに面した場末のジャズバー、ケイズケイスでございます。ケイズケイスの会員の皆様におかれましては、ごきげんうるわしいことと恭悦に存じます。日頃より、入りにくそうなフロント、シャビーなインテリアにもめげずご来店、ご光臨いただき深甚より感謝申し上げます。常日頃「へ、いらっしゃい」と、そっけなく慇懃無礼なあいさつをしておりますが、単なるてれなのでありまして他意はございません。
さて、当ケイズケイスもそろそろ開業より、「石の上にも」3年を迎えんとしております。いつ閉店、廃業してもおかしくない状況から、亀の歩みのごとく、少しずつではありますが、お客さまのご来店が増えてまいりまして今日にいたっております。最近のライブシーンは、ようやく本格的なジャズピアノトリオが入るようになって、ジャズバーらしくなってまいりました。当店のモットーである「ジャズのカタマリ、音楽がスベテ」に少しでも近づけるべく、これからも鋭意努力する所存でありますので、皆様のいっそうのご指導、ご鞭撻を切にお願いする次第です。
とまあ、何だかパチンコ屋の新規開店案内のごとき文章となってしまったが、私はこういう一見ヒポクリット(偽善的)なスタイルの文章がきらいではない。若いときから批判されてきたように、その性根に権威主義的な傾向があるのは、否定できない。それはともかく、上記に述べたジャズピアノトリオは、たまたま、アラトーリ氏と、土佐マサカズ氏(ドラムス)のふたつのピアノトリオが今月(8月)にあったからだ。アラトーリ氏は、隔週の土曜日、土佐氏は、月一回の頻度でライブを行う予定だ。土佐マサカズトリオのピアニストは、女性の西脇女史であるが、これも彼女の明るい性格が反映されていい感じである。両氏のこれからの進歩がほんとうに楽しみである。