兵庫県の斎藤元彦知事が内部告発され、
自殺者まで出して議員からは辞職を要求されています。
知事が辞職しない場合は議会で不信任決議が必要になり、
可決されると知事が議会を解散して選挙になります。
すると議員たちは万が一の場合路頭に迷うので、
いろんな方法を使い圧力で辞任に追い込みたいようです。
テレビの情報番組ではパワハラとおねだりの内容がメインですが、
出演者の中にはこの問題ばかり取り上げていると、
まるで池に落ちた犬をみんなでたたいているみたいだ、
と番組構成そのものを批判する方もいて同感する私です。
局側としては、自殺者が出たという深刻な話題よりも、
もっと軽い、パワハラとおねだりでスタジオを盛り上げたい。
そんなもんです、テレビなんて。すぐ別の話題に浮気しますから。
知事も市町村長も各議員も、
それぞれが有権者に選ばれた人間なのに、
仲良くやれないなんて有権者に失礼でしょう。
さてこちらのお話は覚えておられるでしょうか。
2019年、草津町の元町議、新井祥子氏は
「町長室で黒岩信忠町長と性行為をした」という内容の電子書籍を配信し、
その後の記者会見やメディア取材などでは強制的な性被害を受けたと述べていた。
多数の団体や著名人が新井氏を支持して黒岩町長を批判する意見を発信。
草津温泉の名前に傷がつき観光にも痛手だとして、翌年複数の町議が、
「新井祥子の解職を求める会」を組織して解職請求を開始。
12月に住民投票が行われ、賛成多数により新井氏への解職請求が成立。
2021年に新井氏は黒岩町長を「強制わいせつ罪」で刑事告訴しましたが、
彼女の主張は二転三転し、
前橋地検は嫌疑不十分として知事は不起訴、逆に、
新井氏を「虚偽告訴罪」で起訴し、その主張が嘘だと判明したのです。
このとき、新井氏の主張を全面的に支援して、
「セカンドレイプの街」とネットで煽ったのが、
東大名誉教授の上野千鶴子先生と作家の北原みのりさんです。
有名人の活躍でネットやテレビが町長を加害者と決めつけ、
外国特派員協会でも新井氏は性被害を訴え世界的な話題になりました。
それが ♪ソウハシナハノコノハナシハウソ♪
その後、草津町に謝罪をしたのは共産党の「赤旗」だけだったそうです。
月刊誌「WiLL」9月号に掲載された黒岩信忠町長の記事によると、
町長は草津温泉独自の入浴法である「時間湯」を廃止したいと考えていて、
2019年、時間湯のファンであるフリーライターが町長を取材した2か月後に、
新井氏が登場する「草津温泉 漆黒の闇」という電子書籍を出版したのです。
草津温泉らしいきっかけだったらしい・・・
兵庫県知事も今になって騒がれるような何かがあったのでしょうか?
2021年の正月に家族で草津に旅行してたわ。頑張れ草津。