日本政府、防衛費の大幅拡大を閣議決定 中国の脅威を理由に - BBCニュース
（２０２２年１２月１７日）
＜日本政府は、今後5年間で防衛費を
現行計画から1.6倍の43兆円に拡大すると閣議決定。
中国や北朝鮮の脅威を理由としている＞
首相は、2022年5月に東京で行われた日米首脳会談で
「日本の防衛費の相当な増額の確保」をバイデン氏に「公約」
その年の末、国会を無視して閣議決定したのです。
中国や北朝鮮よりも怖いのは、実はボケ爺の説得だったという話👇
（日本の防衛費増額「私が説得した」、バイデン氏が岸田首相への働きかけ示唆）
＜政府は安保関連3文書を改定し、敵基地攻撃能力の保有に加え、
米国製巡航ミサイル「トマホーク」の導入も閣議決定。
装備の取得や施設の整備のため新たに契約する金額は、現行の2.5倍。
第2次世界大戦を経て平和憲法を制定し、
専守防衛に徹するとしてきた戦後日本の防衛政策にとって、
かつてないほど劇的な大転換となる＞
イギリスのBBC放送が「かつてないほど劇的な大転換」と心配しているのに、
当の日本の政治的関心は「自民党の裏金」一択になっています。
その間に、安全保障に関わる重要な政策を国会を通さず閣議決定って、
民主主義ではなく国民不在の独裁政権です。
軍事大国化が日本の選択、と書かれているTIME誌の表紙
「日本では」総理大臣が一番権限が大きい、という岸田首相。
国会で話し合ってもどうせ自民と公明の与党多数で決まるんだから、
閣議決定の方がコスパがいいと思ってるのでしょうけど、
国会が開かれそれなりの説明がなされて報道が取り上げてこそ、
国民は何が起きて何が決まるのかその経過を知ることができます。
ところが報道も、国民の知る権利をなんだと思ってるのか、
コロナやオータニやオリンピックで騒ぐだけ（せめて被災地を・・・）
平和国家の自衛隊は「（7月）現在もおよそ140名態勢で、珠洲市で入浴支援を実施」
停戦後の復興を約束させられたウクライナへの財政支援、
北方領土交渉が中断したロシアへの経済制裁
原発政策の大転換 新規建設・60年超え運転の推奨
「防衛装備移転三原則」などの一部改正（武器を輸出できる国へ）
などが国会で審議されずに閣議だけで決めた挙句、
「拡大抑止」（対米依存）に関する初の日米閣僚会合を東京で開催、
国民の意志そっちのけで「統合軍司令部」が日本に誕生することに・・・
安倍氏が公開処刑される45日前にバイデンと首相が交わした、
「防衛費を増額してアメリカから武器を買うからね」
という約束に始まった、BBC放送も驚きの民主・平和国家の瓦解。
過去の戦争の特番を見て反省してる場合ではありません。
大東亜戦争で太平洋から追い出したイギリスが再びやってきた三沢基地
日本の防衛費がイギリスの3倍に。軍隊はないけど立派な軍事大国です。
経理担当、二人三脚でやってきたつもりの社長夫人を蚊帳の外に置いて、
なぜか取引先の男同士の飲み会でわが社の将来を決めてくる社長。
何も期待はしていませんが、家庭の平和が瓦解するわよ♪（あ～愚痴りたい！）