「南海トラフ地震に注意」という未来記事的なテロップが、
関東地方のやや強い地震で吹っ飛んだ昨夜は大雨で一部電車が遅延。
わが和光市駅は東武東上線の駅ですが、
地下鉄有楽町線、地下鉄副都心線の終点でもあります。
そしてその地下鉄は東武東上線に乗り入れていて、
さらに地下鉄副都心線は東急東横線とも直通運転しているので、
以前は東上線の終点である池袋で遊んでいた埼玉県民は、
オサレな横浜まで一気に出かけられるようになりました。
さて、いろんな電車が相互乗り入れしている和光市駅ですが、
先週の大雨では埼玉県内を走る東武東上線の一部線路が水に浸かり、
帰宅時間というのに池袋始発の電車が全て運転見合わせに。
そこで家路を急ぐ埼玉県民は池袋から東上線直通の地下鉄に乗るのですが、
和光市まで行ったところでそこから先は電車が止まっている。
横浜方面から渋谷を経由して池袋を通ってきた地下鉄は、
和光市から先に進めないので乗客を全員下ろさざるを得ず、
ネットでは「和光市駅の人口密度が史上最大!」と大騒ぎ。
電車が到着してもホームが人だらけで降りられないほどの混雑で、
都心の後続の電車までが発車できない事態となりました。
大雨の被害とは何の関係もない都心の地下鉄は、
東武東上線の脆弱さに直通運転を後悔したことでしょう。
今週の水曜日の夕方も大雨で東武東上線の一部線路が水に浸かり、
帰宅時間と言うのに池袋始発の電車が全て運転見合わせになりました。
そこで前回の事態を反省した地下鉄副都心線は、
和光市で乗客全員が足止めを食らうのを避けて、
行き先を渋谷とか池袋とか小竹向原とか成増(和光の手前)とか
いろんな駅を終点にして問題解決を図ってました。
都幾川が流れる東松山では稲が浸水していました・・・
埼玉県内の大雨で線路が水に浸かったからって、
なにゆえ東京都心を走る地下鉄が大混乱しなければいけないのか。
結局は便利さ優先で直通運転を増やすからでしょう。
常磐線と直通運転している地下鉄千代田線と小田急線が、
茨城県を襲った大雨のせいでダイヤが乱れたこともありました。
懲りずに仙台まで常磐線でつなげる計画も・・・やめて。
その日、娘は急行が鈍行になった東上線を使って帰宅。
旦那は止まると冷房も止まる地下鉄を使って帰宅しました。
その頃、彼らの無事の帰宅を祈りながら家にいた社長夫人は・・・
落ちたあ~っ!
光ったあ~っ!
消えたあ~っ!
近所の鉄塔が火花を散らしていたのがベランダから見えました。
(針金ハンガーは片付けようね。危ないから)