「紙の爆弾」8・9月号「コイツらのゼニ儲け」より
(<>内は本文からの引用です)
<さて、11月の大統領選挙ですが、・・・
実際、各地の選挙演説は日本の街頭演説とは違って、
アイドルのコンサート会場やイベントのように騒いで盛り上がります。
それ以上に驚愕するのが選挙資金です>
2020年には8600億円!
「政治には金がかかる」といわれる日本の、
都知事選の法定選挙費用の8600倍だそうです。
なぜこんなに金がかかるのかというと、
<アメリカの大統領選は出馬宣言から大統領になるまで約3年。
しかもあの広大なアメリカ全土を専用ジェットで飛び回り、
ハイウェイを飛ばして、演説会場から別の会場へとキャラバンします>
<なぜそれほど派手な選挙戦となるのかというと、
米国民にとってアメリカ大統領の存在価値が低いから。
米国民にとって自分たちの生活や安全にかかる、
重要な政策を担うのは、州知事と州政府です。
日本人が「増税めがね」の動向に関心を持つのは、
それが自分たちの生活に直結すると考えるから>
アメリカ大統領は、国家の「用心棒」のようなもの。
アメリカ人や米系企業の生命と財産を守るのが仕事なのです。
そしてアメリカという国は必要なものがすべて国内でそろいます。
エネルギー資源も食料も娯楽・エンタメも。
だからアメリカ国民は基本的に外国に関心をもたず、
大統領の仕事にも関心を持たないのだそうです。
けれども今や「世界最強の権力者」である大統領を選ぶのに、
国民の関心が低いのはまずいので派手な選挙を行うのです。
莫大な資金がかかる大統領選では、
公的資金を受けることができますが、
オバマが明細公開を嫌がって助成金を拒否したため、
それ以来候補者は選挙資金を寄付で賄うように。
大金ですから寄付を募るのに頼れるのは一般国民ではなく、
ウォール街の国際金融資本、ユダヤ財閥、巨大財団、
軍産複合体、各業種の巨大企業といった「闇の政府」
アメリカ大統領は選挙で彼らに「借金漬け」にされて、
大統領になったら戦争でも起こして「御返し」しなければならない。
その点、実業家のトランプは、
Xのフォロワーを味方に自己資金で費用を調達、
闇の政府に頼らなかったのでやりたい放題のノラ犬になりました。
<借金漬けにされ返済のため金主の言いなりになる、
世界最強の権力者ってどうなの?>
「寄付」を「献金」と言い換えれば日本も同じ状況です。
そりゃそうでしょ、日本政府は彼らの忠犬ポチ公だもの。