タイトルは好戦的なチャーチルが若いときに発した言葉です。

否定的な意味はなく事実を述べているだけのようです。

なぜなら彼はのちに世界を醜い戦争に引きずり込みましたから。

 

王様の戦争は王様が決めて王様も戦います。

でも民衆の戦争は民衆は煽るだけで責任を負いません。

今の日本にも勇ましい主戦論者がいますけど、

みなさん日本のために戦うのは自衛隊だと思っていますよね。

自衛隊だって一人ひとりは国民であり家族もいるのです。

本気で言ってるんですか? っていつも思います。

 

 

関連する画像の詳細をご覧ください。【防衛最前線(98)】「赤ヘル」ならぬ「青ヘル」部隊 「駆け付け警護」の任務が与えられた陸自PKO隊員が着替えるワケ - 産経ニュース」」

 

いつの世にもいるんですよね、言葉だけは勇ましい連中が。

政府戦争だけは何とか回避しようと交渉しているのに、

何も知らずに弱腰外交だとかいって戦争を煽る輩が。

 

日米開戦時の総理大臣は東条英機でした。

彼を総理大臣に推したのは昭和天皇です。

天皇陛下は、陸軍大臣の東条なら、

好戦的な陸軍をうまく抑えて対米戦争を回避、

してくれるだろう、と期待なさったのです。

ところがアメリカは、日本が戦時体制に移行した! と騒ぎ、

日本の報道も陸軍大臣の内閣なら、開戦覚悟だと国民を煽りました。

 

 

 

ロシアとウクライナの紛争では平和国家の日本人の多くが、

紛争当事国の片方をまるで運動会のように応援しました。

子供にまで募金活動をさせて、自主的にウクライナの旗を振り、

ウクライナがんばれ、ロシアは負けろ、と官民挙げて騒ぎました。

紛争解決屋の伊勢崎賢治さんが「本当に残念だ」

とネットに投稿しておられましたが、全く同じ思いです。

 

 

関連する画像の詳細をご覧ください。だるまに平和の願い込めて ウクライナカラーで支援 - 産経ニュース

 

戦争を知る世代いなくなる時が怖い、というのは、

戦争をしたがる人が増えるという意味ではなく、

戦争に向かっている状態に気づかない人が増える

という意味なのかもしれません。

 

これを「茹でガエル状態」というそうです。