埼玉県の公立の男女別学高校は男女平等の観点から共学にすべき、
と、県の男女共同参画苦情処理委員から指摘されています。
主張の中心が、優秀な女子が浦和高校(県内トップの男子校)
を受験できないのは差別だというもので、
男子が浦和女子校を受験できない点については触れていません。
ちなみに浦和高校と浦和女子高校の偏差値は同じです。
県男女共同参画苦情処理委員団体によると、
「公立の高校が男女平等に反している制度が問題」なのであり、
受験生や在校生たちの自由や選択の権利はどうでもいいらしい。
若き日、私もこの手の方々とのやり取りを経験しましたが、
崇高な理想を目指す彼らにとって個々の事情なんて眼中になく、
「それとこれとは問題が違う」とか言ってはぐらかそうとします。
「正義」を盾に集団で迫る<人格が高潔>な(団体のHPより)委員たち。
県議会は当事者たちの声を第一に考えていただきたいです。
川越高校のウォーターボーイズ
苦情処理委員もジェンダーを振りかざせばみんな納得する、
とでも思ったのでしょうけれど、
埼玉県の別学の公立高校は偏差値が高いのです。
内申書に書かれるとヤバいから黙って従う生徒とは違います。
在校生や卒業生の情報量や理論武装を侮ってはいけません。
浦和女子高校のリケジョ
ジェンダーギャップ指数 日本、2024年は世界118位で低迷続く
世界経済フォーラムがまとめる「ジェンダーギャップレポート」
「経済」「教育」「医療へのアクセス」「政治参加」の4分野で、
男女の格差について調査しています。
児童婚が盛んで国の法律が女性を性被害から守らないインドは、
首相が女性になったときだけ日本より上位を獲得していました。
日本のジェンダーギャップ指数118位うけ私見 (^^)/
国連の女子差別撤廃条約では、
男女別学であることだけでは条約違反とはされていませんが、
「男女共学その他の種類の教育」を奨励することにより、
男女の役割についての「定型化された概念の撤廃」が求められています。
その点、別学だと男子がマネージャー、女子が力仕事を請け負うので、
「定型化された概念の撤廃」に大いに役立っています。
男の世界では、俺たち作る人、そして食べる人