母はなぜ知らぬ間に火葬されたのか?遺骨は隣の市の無縁墓地に

急増 “遺体トラブル” クローズアップ現代(6月10日放送)

 

母親が一人暮らしをしているオーストラリア在住の女性は、

自分が知らないうちに、急死した母親が火葬されていた・・・

 

 

 

女性と母親は週に数回LINEで連絡を取り合っていました。

けれどもある日、母からの返信がなく不安に思った女性は、

日本に住む友達夫婦に頼んで窓を割って家に入ってもらいました。

母親はどこにもおらず警察を呼び念のため搬送記録を確認すると、

4日ほど前に救急搬送され病院で亡くなっていたことが分かります。

 

 

 

警察からなぜか市役所に行けと言われた女性は2日後に帰国

市役所で母親はすでに火葬されて無縁墓地に葬られたと知らされます。

亡くなった2日後に火葬が行われていたのです。

「火葬許可証」には母親が運ばれた病院の院長の名前が。

職員によると、娘が海外にいることはわかっていたけれど連絡がつかず

そのまま遺体を火葬したと説明された後、

葬儀会社に費用を支払うように請求書を渡されたのです。

 

 

 

あんまりな話に、改めてテレビ画面に注目すると、

母親が住んでいたのは茨城県の鹿嶋市で、

亡くなった病院と市役所は隣の神栖市の話だと分かりました。

なんと! 出戻りの妹が一人暮らししている私の故郷ではないですか。

身元不明死体の多い大阪の西成区などと違い、

田舎にはご遺体を長期保管する公的施設などないのでしょう。

両市で連絡を取り合い身内に知らせようとしたけれど、

母親のスマホのパスワードが分からないので開けなかったそうです。

 

墓地埋葬法

「死体の埋葬又は火葬を行うものがないとき又は判明しないときは、

死亡地の市町村長が、これを行わなければならない」

 

 

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番組では、亡くなった後、知人への連絡はどうするか、
葬儀はどの会社に依頼するか、納骨先はどこなのか、
これらを計画書にまとめ、本人と市が保管する、という

横須賀市の行政サービスが紹介されていましたが、

何でもサービスに頼るとまた詐欺の被害にあうかもしれません。

ゲストとして出演していた医師で作家の鎌田實さんは、

アナログ対応が一番だとおっしゃっていました。

 

<緊急連絡先を書いたメモを冷蔵庫やスマホに貼っておく>

 

 

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間違っても、パスワードを書いたメモを持ち歩かないように。

 

 

 

夕べ娘に、アンタに何かあったら彼氏にどうやって連絡するんだ、

と言ったら6ケタのパスワードを教えてくれました。憶えたよ~♪