戦争で儲かる大手マスコミの朝日新聞はG7サミットについても、
相変わらず対ロシア制裁強化などと勇ましい書きぶりですが、
日経新聞デジタル版に掲載された、フーミンとゼレちゃんの会談では、
復旧・復興を中心に長期支援を表明し、内容について署名、
支援について日本の憲法・法律・・・に従う趣旨の文言を入れたそうです。
(岸田政権は自国の被災地の復興もへたくそだから次の政権にお願いしてね)
戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書)渡辺 惣樹
第一次大戦後のドイツへの過酷な制裁が第二次大戦につながり、
その第一次大戦はオーストリアの皇太子夫妻が
セルビアの青年に殺されたことが始まり、と教科書では習いました。
それが何ゆえアメリカまで巻き込む大戦に?
第一次大戦の構図。同盟国が次々に参戦して収拾がつかなくなります。
古い条約でしか関りのないイギリスは国民を参戦させるため、
「レイプ・オブ・ベルギー」というデマを広めて「反独」を煽りました。
戦争から最初に降りたのは革命が起きたロシア、替わってアメリカが参戦。
その第一次世界大戦で負けたドイツはチェコに領土を割譲します。
そこに取り残されたドイツ人の人権保護を理由にして、
ナチスがチェコに侵攻したときは、英仏は知らん顔で不介入。
チェコはドイツに併合されたためその後の戦禍をほぼ免れました。
ところがイギリスが同盟国として安全を保障していたポーランドは、
ナチスに侵攻されて抵抗しワルシャワの建物はほぼ破壊されます。
そこで英仏がドイツに宣戦布告して第二次世界大戦が勃発します。
遠く離れた日本とアメリカが戦争をする羽目になったのも、
日本がドイツと同盟を結んでいたからです。
アメリカは日本の満州建国には反対していませんでした。
日本は共産国ソ連が南下しないための防波堤だったからです。
だから、日本が枢軸国側の一員となっていなければ、
アメリカと戦争をする理由は何もなかったのです。
昭和天皇も海軍も陸軍の石原莞爾も同盟に反対していました。
世界を正しく知る当時のエリートには先見の明があったのです。
ロシアとウクライナの紛争は、
NATOの東への拡大がその理由にあるとはいえ、
トリガーとなったのはウクライナ東部で起きていた動乱です。
そんなローカルな事案が世界大戦に発展するかどうかは、
他の国々がこれ以上の加担をするかどうか、にかかっています。
ネットの論争も参戦するから大炎上するんです。ほっとけ。
背後にいるのは一昨年の停戦交渉をぶち壊したヤツ。