相次いだタッチ自己申告で提示 フェアプレー精神と遅延防止に一役
男子バレーのネーションズリーグが日本で開かれていて、
これまで海外で2大エースなしで活躍してきたチームへの評価もなく
やっと日本の地上波と新聞が扱うようになりました。ま、いいけどね。
ほぼ満席の福岡。すっかり元に戻ったスポーツ観戦の現場
その日本での第一戦、アジアの強豪イランとの試合でこんなことが・・・
<日本の13-14と競った場面で、高橋藍のスパイクがアウトの判定。
高橋藍はワンタッチがあったとして、ビデオ判定をベンチに要求。
その後、高橋藍が相手選手とやりとり、
イラン側が自己申告でタッチがあったことを認めた。
その後、日本でもタッチがあり、小野寺らが自己申告。
申告した選手には緑色の「グリーンカード」が提示された>
<SNSでは「イラン自己申告だ ナイススポーツマンシップ」、
「ワンタッチの自己申告、優しい世界」と反響を呼んだ一方で
「グリーンカード何枚か集めたら何かあるのかな?」と疑問の声も>
<同カードは昨年のネーションズリーグから試験導入。
フェアプレー精神の発揮と、
ビデオ判定による試合の遅延を防ぐことに一役買っており・・・
大会終了時に最も多くのグリーンカードを獲得したチームには
賞金3万ドルが贈呈され、同点の場合には順位が上のチームが獲得する>
賞金のために自己申告が頻発、なんてことはないでしょうね。
審判が正しいジャッジをしていたら自己申告は必要ないですから。
ただ、正直に話せばいいことがある、
という雰囲気づくりは好ましいことだと思います。
日本の少年サッカーでも、
スポーツマンシップの育成のために、
グリーンカードの制度を取り入れて、
けがをした相手選手に適切に配慮したり、
誤審に対して過度な抗議をしないことなどを勧めていますが、
試合の勝敗が選手の運命を左右する国際試合と違って
少年サッカーなら身近な大人が指導すればいいのです。
どうも日本では子供のスポーツは精神修養に利用されがち。
忖度とか慎みとか気にせずに伸び伸びプレーさせたいです。
先日のドイツ戦ではドイツの選手が審判に抗議しすぎて、
レッドカードを食らっていました。
退場はありませんがドイツチームのムードには影響したでしょう。