首都ワシントンやニューヨークに物資を運ぶため、
多くの貨物船が通過する川にかかるフランシス・スコット・キー橋に、
大型コンテナ船が衝突して橋が崩落した事故から3か月。
橋が崩落したことにより、大型船舶の通行はストップ。
さらに、橋の残骸が貨物船に覆いかぶさっていたため、
貨物船の移動もできず、復旧作業が困難な状況となっていました。
そこで今回、行方不明だった乗組員も全員発見されたこともあり、
貨物船から橋を取り外すため、爆薬を使って精密切断を実行。
崩落事故の米ボルティモア橋で制御爆発、衝突した船から残骸を除去
大型船雲MARU (ameblo.jp)さま のブログで、
日本の港に出入りするいろんなコンテナ船が見られますが、
これほど巨大なものは見たことがありません(日本の港には入れない)
コンテナがほぼ無事のまま橋の残骸だけ崩落させる技術は、
爆発でビルをいくつもスクラップにしている豪快なアメリカならでは。
衝突の原因は船が制御不能になったからだそうですが、
なぜそうなったのかという原因ははっきりしていません。
ところで、橋の爆発といえばクリミア大橋。
こちらはトラック運転手にリモート操作の爆弾を運ばせて、
ロシアが誇る大橋を爆破し崩落させましたが、
4日後には崩壊していない部分を使って往来が開始しました。
そのロシアの船が2019年に起こした事故。
船長が泥酔して韓国の釜山沖の道路橋に衝突しました。
世界のジョークに登場するロシア人はいつもウオッカで酔っています。
2018年には大阪で燃料タンカーが台風21号の強風に流され、
関空連絡橋に衝突し橋梁が大きく損傷、
鉄道線路部までずれ、連絡橋が使用不能となりましたが、
3日後には損傷が少ない部分を使い対面通行が始まりました。
わがふるさとの茨城県北浦にかかる鹿行大橋は、
2011年の東日本大震災で崩落しました。
もともと老朽化していたので隣に新しい橋が建設中でした。
今は崩落した橋の瓦礫はすべて撤去されています。
日本の橋の崩落は自然災害が原因ですが、
フランシス・スコット・キー橋になぜコンテナ船が衝突したのか、
は永遠に謎のままかもしれません。最近多いわねそういうの。
最後になりましたが季節の花の画像で和んでください