塩分の摂りすぎに注意するために、
塩分を少なめにしても 1・5倍の塩味を感じる、
そんなバーチャルリアリティーみたいなスプーンが開発されました。
電気で「しょっぱくなる」スプーン発売 開発に5年、減塩食の物足りなさ解消へ
<キリンホールディングスは、「エレキソルト スプーン」(19,800円)
の市販化を発表した。同商品はスプーンの先端から微弱な電流を流すことで、
食品中のナトリウムイオンの動きをコントロールし、
食品の塩味を約1.5倍に増強する機能を搭載している。・・・
食事の際はスプーンの柄にあるスイッチで電源を入れ、
4段階の中から好みの味(塩味)の強度を選択。
味の強度は電源ボタンを複数回押すことで変更可能だ>
記者会見ではカレーで体験。香辛料のおかげで美味しくいただけました(違うと思いたい)
<厚生労働省によると、20歳以上の日本人が1日当たりに摂取する食塩量は
男女ともに10g前後。WHOが掲げる食塩摂取推奨量5.0gと比較すると非常に多い。
日本の食文化では意識せず食塩をとり過ぎてしまう傾向があり・・・>
評判の悪い厚生労働省とWHOの話ですみません。
熱中症を心配する保健師からは塩分をとれと言われ、
高血圧を心配する栄養士からは塩分を控えろと言われる、
情報過多の時代に余生を過ごす高齢者の皆さんに代わり、
どないせえっちゅうんじゃい! と私がキレておきます(明日は我が身)
高血圧の原因は塩分ではなくナトリウムだといわれます。
けれど、説明が面倒くさいのか塩分=しょっぱいもの=体に悪い、
という単純な話にすり替わって、それが常識になってしまいました。
梅干しは減塩タイプが主流となって変な味をつけた結果、
弁当に入れても防腐効果が期待できなくなり、
漬物は浅漬けが人気になって製造過程で菌が繁殖、
食中毒の原因になって本物の漬物まで目の敵にされています。
手作りの「漬物」が消える? 悩める生産者「許可まで取ってやらない」
そして薄味のものばかり食べさせられるお年寄りは、
のどが乾かないので水分を積極的にとろうとしなくなり、
塩分と水分の不足で熱中症に陥りやすくなります。
飲んだら吐き出してしまうほどしょっぱい海水の塩分濃度は3%、
私たちの体内を流れる体液の塩分濃度は0.9%です。
必要以上にしょっぱいものに対しては舌が拒否反応します。
わざわざ栄養士から指導など受けなくても身体が判断してくれる。
しょっぱいものを食べてお茶や水を飲めば熱中症予防になります。
便利なスプーンですが、
しょっぱさを強く感じるというのは要するにごまかされているわけですね。
香辛料を使ったり柑橘系の調味料を使ったりすれば塩分は減らせるのに、
ごまかされてもいいから、おいしいと感じながら食べたい願望。
なんだか岸田政権のステルス増税みたいで、ヤな感じ。
節約社長夫人お気に入りの「お家でランチメニュー」
鮭の酢飯のお握り、キュウリの味噌漬け、油揚げと玉ねぎと小松菜のお味噌汁。
血圧は、若いころは医者から「よく生きてますね」と言われるぐらい低くて、
年齢と共に高くなってきたので今は正常値ですw