先月キッシーはアメリカで日米首脳会談を行い、
自衛隊と在日米軍の指揮権の一体化、
有事には自衛隊と米軍による指揮統制を連携させる方針で合意しました。
<岸田首相は「それぞれに独立した指揮系統に変わりはない」と強調するが、
圧倒的な情報格差、装備格差、戦争慣れ格差、長年の従米コンプレックスからして、
こと有事になれば自衛隊が事実上米軍の指揮統制下に置かれるのは目に見えている>
とジャーナリストの倉重篤郎氏は「紙の爆弾」6月号で述べています。
1952年には当時の吉田茂首相が口頭で『統一指揮権の密約』を結んでいますし。
<この文書は、古関彰一が1981年にアメリカ国立公文書館で発見した。
極東軍司令官マーク・クラークは、こう報告している。
「私は、有事の際の指揮権について、
日本政府との間に明確な了解が不可欠だと説明した。
吉田茂はすぐに、有事の際は単一の司令官が不可欠で、
現状ではその司令官はアメリカが任命すべきである事に同意した。
吉田は続けて、この合意は日本国民に与える衝撃を考えると、
秘密にすべきであるとの考えを示し、マーフィーと私は同意した>
(矢部宏治「日本はなぜ戦争ができる国になったのか」より)
日本国民には秘密にしておきましょうという約束を、
首相が米軍と交わしアメリカの公文書館がその内容を保管する。
日本政府がいくら姑息でも、アメリカは「密約」も保管しているのですから、
日本の国民にその気があれば知ることができる環境なのです。
義務教育の英語を侮ってはいけません。
政府首脳がアホで大企業がデカい面をしているアメリカには、
古き良き時代の祖先が残した、公文書を保管して公開する法律があります。
日本が過去の外交文書を紛失したり公開を拒んだりしても、
公明正大なオトモダチは後に読めるように保存してくれています。
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新たにアメリカから、密約文書の写しを日大の信夫隆司名誉教授がゲット!
もう、日本政府の説明なんてどうでもいいわ。派手に報道さえしてくれれば。