NHKの大河ドラマに子役として登場した元俳優が、
栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で逮捕されました。
かつては将来有望な人気子役として引っ張りだこだった子供たちも、
いずれは思春期を迎え子役から大人の俳優に脱皮しなければならない。
そのまま脚光を浴び続ける人ばかりとは限りません。
一般の子供でも難しいその時期をどう乗り越えるのか、
元人気子役だった黒田勇樹さん(42)のお話です。
元人気子役・黒田勇樹が語る“元子役・若山容疑者の逮捕”と“芸能界の闇”
<同じ子役出身者で、やはり大河出演経験もあり、・・・
現在は監督や演出家として活動する黒田勇樹氏>
<僕は・・・芸能人のマネージャーだった母親や、その友人に・・・勧められ、
言われるがままに芸能界に入った身なので、
なんとしても芸能界にしがみつこうという思いはなかったんです。
自分には職業経験が必要だと思って、28歳で俳優をやめて、
さまざまなバイトをしました>
子役時代の坂上忍さん
<僕の場合は幼い見た目もあって・・・
次に何を演じるのかとなったら社会人役になるわけですが、
そもそも自分にはその経験がない。
・・・まず経験をしたいと思ったんです>
<派遣会社に登録し、会社の事務から掃除までさまざまなバイトを経験。
その後、デスクワークをしようとコールセンターでバイトを始め・・・
でも、土日に引っ越し屋のバイトをしていたときに
週刊誌にスッパ抜かれて「転落人生」とか書かれたんです。・・・
別に俳優を続けたかったのに続けられなかったわけじゃないんだけど・・・>
Dr.コトーの吉岡秀隆さんは「寅さん」と共に成長しました。
<(いろんな誘いも)ありました。
出会い喫茶の看板に顔と名前を出すだけで月50万円だとか。
・・・反社会的な人から遊びの誘いも山ほどきました。
AV男優にならないかという誘いもきましたね。それらはすべて断りました>
<僕は・・・山田洋次監督の作品、演劇では坂東玉三郎さんなど、
諸先輩たちの作品に出演させていただきました。
僕が悪に手を染めればその方々の作品に傷をつけることになる。
また、作品の再放送さえ危ぶまれる>
金銭トラブルから殺人犯となり服役中の西川和孝さん
<子役って、物心つく前から親の意思でなっているケースが多い。
だからその親御さんには、芸能界で生きること以外の選択肢を示したり、
一般的な道徳などを教育してあげることが求められると思います。
その教えを本人がどう受け取り、いかに道を切り拓いていくかが大事なんです。
「他にも選択肢があるなかで自分はこれで生きていく」と考える人間と
「これをやっときゃいいや」と考える人間では違うと思います>
チャコちゃんこと四方晴美さんは夫の勧めで女優業を引退
<「投資だ」「仮想通貨だ」と、
偽ビジネスから声がかかることはいまだにあります。
でも、やはり“実態のない金儲け”には絶対に手を出しません。
誘う側は「金になりそうな人」や「金に困ってそうな人」に寄ってきます。
そういう意味では若山容疑者も、その手の方に言い寄られてしまったのかなと思います。
・・・若山容疑者は、役者として成功していたオフィシャルな自分を
自ら殺してしまったんだろうなと思いました。
きちんと自分と向き合い、罪を償ってほしいと願うばかりです>
黒田勇樹オフィシャルブログ「Surrea StringS」 (ameblo.jp)
ところであちこち検索してたらこんなお写真が・・・♪
元子役女優のオリビアハッセーさんとそのご子息(布施明さんのご子息でもある♪)
在りし日の和光市北側外環側道。 今の姿。負けるな自然。