<日本の国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ
4位に転落したことに関する「日本人の感想」が、
中国のSNS上で話題になっている>
<日本のテレビ局が沈んだ気持ちで街の人に話を聞いたところ、
若者からは意外な答えが返ってきた」とつづった。
<TBSのニュース番組が紹介した街の声として、
中年層からは「とんでもない。4位は許せない」との声が上がる一方、
若年層からは
「そもそも日本が3位だと知らなかった。そんなに上位だったことに驚き」
「4位でも高い方」
「米国や中国は人口が多い。1億人の日本は頑張っている」
「(高齢化で)日本の労働人口が減っていく以上は仕方がない。
自分の生活にもあまり影響はない」との声が出たことを紹介した>
<こうした声について中国のネットユーザーからは
「この若者たちは客観的だ。確かにその通り」
「国家主義に踊らされることなく、表面的な数字に不満を漏らさず、
冷静で、客観的に評価している」との声や、
「GDPなんていまだに気にしているのか。
自分の収入がどれくらいかが最も注目すべきポイント」
「はっきり言って自分の生活が良ければそれが一番」
「どこの国だろうと大事なのは国民の幸福感」との声が上がった>
「日本から帰ってきたばかり」という中国人は、
「通りはにぎわい、さまざまな店や飲食店では旺盛な消費が見られた。
深夜になっても若者が飲み食いして楽しんでおり、
“GDP第2位”(中国)とは鮮明な対比だった」
「当時、日本を超えてGDP第2位になったのは大きなことだと思っていたが、
結果、今になっても(日本と)同じレベルに達していない」
といったコメントも。
ほかにも、
「円安だけでなくドイツの急激なインフレと物価上昇が相まった結果」
という声もあります。
日本もどんどん物価が上昇すればGDPが伸びるかもしれません。
だからって、国の順位と幸福度は比例しませんものね。
お隣の大国の(自国の新聞記事を信じない)ネット民と、
我が国の若年層が冷静沈着で何よりですが、
心配なのは、気持ちだけは勇ましい中高年層のご乱心です。
3位とか誰も喜んでいないドイツを見習って・・・
季節が無事にめぐってくるだけで幸せです。