戦後の日本は先の戦争から何を学んだのでしょうか。
もう二度と戦争なんてしないのだから、
学ぶ必要はないと思っているのではないでしょうか。
一方ロシアにとって、日本は潜在的な敵国です。
江戸時代後期にはサハリンをめぐって交渉するも、
開国後の日本はロシアのシベリアに兵を出し、
その後もソ連と国境を接する場所に満州を建国しました。
連合国として日本に勝利した記憶よりも、
日本に侵攻された記憶の方が大きい彼らには、
「戦後」とか「安心」という言葉はないのです。
そそのかされているとはいえ・・・
＜2023年末からロシアによる、
ウクライナの主要都市へのミサイル攻撃が激しさを増している。
・・・超音速からドローンまで多種多様である。
しかし、不思議なことに都市の住民の建物を、
ことごとく破壊したという話はあまり聞かない。
ロシアは住宅への直接攻撃を避けているのだ＞
激戦地マリウポリで支援物資を配布するロシア軍
＜ロシアは・・・ひたすら軍事施設とインフラ攻撃を繰り返している。
ここで理解しておかねばならないのは、ロシア軍の冷静さである。
・・・報復をするような感情の起伏があってもいい。
しかし、それを持たない極めて冷徹な反応は、恐るべしというべき＞
＜ロシアは、ソビエト時代のアフガニスタン攻撃で
痛い目に遭っている。・・・
絨毯爆撃を行い、多くの市民を殺戮し、アフガン人の反感を買い、
それ以降の戦線で相次ぐゲリラ攻撃で守勢にたたされ、敗北した・・・
こうした経験からロシアは、市民への直接攻撃は避け、
攻撃目標は、銃後のインフラ設備にターゲットを絞っている・・・
インフラとは、軍事施設、飛行場、迎撃システム、情報施設、
橋や道路や鉄道などの兵站設備である＞
発電所への攻撃も避けているのでゼレちゃんもネットが使えます。
国民投票の日。笑顔で警備する占領地のロシア兵
空襲や原爆や火炎放射器で民間人を殺戮しなくても、
軍事施設やシステム、兵站設備を破壊してしまえば、
敵の戦力を奪うことはできます（A国へのイヤミか）
ときおりウクライナの住宅が破壊された映像が映りますが、
あれはウクライナが迎撃ミサイルで反撃し、
その破片が住宅に落下したことによる被害です。
本来は軍事施設を破壊するはずのミサイルなのに。
戦争を知らない日本の政治家の発想は（自衛隊ではなく）
海の向こうから高速でやってくる敵のミサイルを、
スピードで劣る日本のパトリオットで迎え撃つ、というもの。
スピードで劣るので日本海ではなく、
日本上空付近で迎撃することになり破片が住宅街に落下します。
・・・ウクライナ戦争に学びたい。
今のところ出番がないのでアメリカに逆輸出されることになった、
我らが迎撃システムのパトリオット（愛国者） (´;ω;`)
なぜかアメリカ愛にあふれた仕事部屋に敷いたキルト。
嫌いじゃないのよ、信用できないだけ。