羽田空港で起きた海保機と日航機の衝突事故では、
管制官が警告灯を見逃したとか,
警告灯そのものが故障してたとか、
海保機の機長と管制の証言が食い違ってるとか、
今のところ原因はまだはっきりしません。
とにかく責任の押し付け合いは後回しで。
当時の状況を何もかも明らかにして、
今後の安全対策に生かしていただきたいです。
陸自の駐屯地がある和光市市民として言いたいのは、
こういう緊急事態で海上保安庁が出動するときは、
飛行場の滑走路一つぐらいは民間機の使用を禁止して、
緊急の発進に備えてはどうか、ということです。
飛行機が事故を起こして滑走路が使えなくなるぐらいなら、
最初から使えなくしておくほうがマシでしょう。
何しろ平和ボケの岸田政権は昨年から、
国内32の空港や港に対して、
有事の際、自衛隊展開に備える防衛拠点とするよう、
自治体に協力要請しているというではないですか。
本気で考えているのだとしたら、
空港や港、全体を封鎖するぐらいの覚悟がいります。
そうでなくても衝突寸前の事案はすでにあるのですから。
かつて、知人がフランスに出張していたときに、
湾岸戦争が勃発したためドゴール空港は封鎖、
多国籍軍の戦闘機発着の基地と化してしまい、
「俺たち日本に帰れるのかなあ」と思ったそうです。
和光市を東西に貫通する国道の川越街道は、
今後の有事の際には(戦争はなくても大災害がある)
自衛隊の緊急車両が通るため民間人は使用禁止になる、
という話を大震災後に自衛官家族から聞きました。
広報すると人権侵害とか騒がれるので黙ってるんでしょう。
でも道路や橋の封鎖ぐらいしょっちゅうやってますし、
いちいち憲法改正で緊急事態条項など盛り込まなくても、
被災地救援のためなら協力しなくちゃ!
となるのが日本人、だと思います。