「クライテリオン」1月号に掲載された、

イスラム教徒の中田考氏と川端編集委員との対談。

 

 

<とにかく善悪というものは、

神によってのみ意味が与えられるのです。

それは人間が滅びても同じことであって、

時間のすべてを超えて、

善悪の価値を与えるものが存在する>

 

 

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<ただ、単に人間が正しく生きることだけを、

神が望んでいるのであれば、

神は人間とこの世界を

そういう風に作ってもよかったはずです。

そうすればこの世もよいことしか行わない天使が住む、

天国のような世界になっていたはずです。

しかしそうはなっていない。

間違いも犯し得る中で正しい道を探す

という風に我々は作られているのです>

 

 

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<神は自身の意志として、

間違いを犯しながらも

頑張って少しでも正しくあろうとするようなもの」

として人間を作られた。

そういう機会を与えてくださったということですね>

 

 

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同じく「クライテリオン」に掲載された、

元陸上自衛官 小幡敏氏の論文より

 

<戦争はある。

だが、それを少しでも人間の復興を損なわぬものにしよう、

戦争がはらむ悲惨をいくらかでも減らそう、

破壊と殺戮の英雄より慈愛と赦しの勇者を待ち望もう、

そういう努力のためにこそ、

宗教の働きは不可欠であるし、

世界中の宗教者はこれに努めてきたのである>

 

 

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戦地イスラエルで生まれたイエス・キリストも、

戦争を悪だ、とは断じていません

ただ復讐の心を捨てて汝の敵を赦せと説きました。

無駄な被害や犠牲を増やさないために。