私の旦那は「テレビに出ない歌手はもう終わってる」
というテレビが大好きなバイアス人間なので、
先日亡くなった偉大なKANさんを一発屋と言います。
失礼な。彼はテレビの仕事をしなかっただけです。
何しろ<愛は勝つ>大ヒット後に出したアルバムタイトルが
<ゆっくり風呂につかりたい>ですから。
入浴シーンに思わずジャケ買い、したわけではない。
特に現代は、
有名人とファンが直接つながることができる時代。
取材や報道などファンにとってはオワコンなのです。
現在、各地でコンサートを開催しています。
一切報道されませんがファンの間ではネット上で、
「紅白見ない運動」を展開中だそうです。#MeToo
今は世界的なアイドルとなった韓国の防弾少年団も、
弱小事務所ゆえデビュー当初はテレビに出られず、
それこそネットでファンをふやしていきました。
完璧なパフォーマンスや練習風景だけではなく、
メンバーの日常、寝起きの顔とか食事の様子とか、
そのような普段の姿の動画を提供することで、
等身大の親しみをファン♀にアピールしたのです。
男も女も売れると美しくなる。
先日、娘はフレデリックのコンサートで横浜へ。
ボートレースのCMソングを歌っているバンドですが、
テレビや週刊誌で話題になることはほぼありません。
このようなアーティストを支えているのは、
DVDを買いチケットを買いコンサートに足を運び、
グッズにも出費を惜しまないファンたちです💰
若者がテレビを視聴しないこの時代、タレントも
広告収入を気にするマスメディアから自由になって、
ネットでファンを増やし全国各地ので舞台で活動、
そんな時代が来るのかもしれません。
そうなればお笑い芸人さんは特に、
「放送コード」や「タブー」からも解放されますし。