岸田政権の支持率の暴落が止まりませんが、

これを発表したところで何が変わるわけでもなく、

イライラした首相がますます暴走するだけです。

(「支持率で政治をしているわけではない」by 小泉元首相)

 

どの政策のどこが問題なのかはどうでもよくて、

メディア側の毎週のお約束事に過ぎない内閣支持率。

報道機関の目標は売上を伸ばして

自身の暮らしを維持することであり、政府も同じく、

目標は国家の安泰ではなく自分の暮らしの安泰です。

政治がだめでもメディアがまともならまだ救われるのに。

 

 

 

先日の羽生結弦さんの離婚にしても、

中国を含め世界各国は「マスコミの過剰な取材のせい」

という報道の仕方をしているのですが、

日本のマスメディアだけはネットの誹謗中傷を強調、

特にネット利用者の増加で落ち目のマスコミは、

身内をかばいネットを貶めるために報道を利用します。

この現象自体が世界では話題になっています恥ずかしいな

 

 

 

保身のために事実を隠蔽する政府と報道しないメディア

現代日本の両者に共通するのは

学歴とか点数だけで評価されてきたエリートたちが、

今の社会を動かす中心にいる点だと思います。

こういういわゆる優秀な人は総じて打たれ弱く、

自己保身を優先する行動に走りがちです。

 

 

 

アメリカとの戦争を決意したときの総理大臣は、

軍人と言っても優秀な武官(官僚)経験者でした。

軍部からの圧力に耐えられず開戦を決定、

お若いながらも威厳に満ちていた天皇陛下に対して

その反応を怖れて事実を捻じ曲げて報告したために、

天皇陛下の終戦への決意を遅らせました。

もちろん新聞やラジオも事実を国民に伝えません。

おかげでソ連に裏切られ沖縄を占領され原爆を落とされ、

犠牲を増やした挙句日本の精神文化は破壊され・・・

 

 

東條英機

家庭においてはよき夫、よき父でした。

 

選べる立場の「有権者と視聴者」は、

人間の価値観を見直したほうがよいと思います。

 

 

参考  朝日文庫「東京裁判」

    月刊誌に掲載された保坂正康氏の記事 など。