先日、国産ロケットのH3が打ち上げられ、
二段目への着火がうまくいかなかったため、
破壊指令が送られ失敗しました。
前日「三度目の正直」というタイトルで、
これまでの国産ロケット打ち上げの話を書こうとして、
結果「二度あることは三度ある」になってしまい、
受験のシーズンに縁起でもないと思い、
記事にするのを避けてました。
2月は打ち上げを中止したので落ちていない
H3ロケットの開発には2000億円以上かかってます。
今回は、災害時に被害状況を把握する政府の人工衛星、
「だいち3号」が搭載されていたのですが、
これも一緒に破壊されました。
「失敗は成功のもと」とはいえ、
破壊後の巨大な破片はどこに落下したのでしょう。
場合によっては航海中の船に被害が及びます。
市ヶ谷や入間の迎撃ミサイルが作動すると、
巨大な破片が落下する地域に住んでいる市民としては、
それが非常に気になります(税金の無駄遣いも気になりますが)
ミサイルもロケットも落ちたら同じ被害を及ぼします。
トランプが金正恩を「ロケットマン」と呼んだように・・・
かまってくれないとまた飛ばすからな
他国に迷惑をかけるなら、
打ち上げに失敗した方がマシだわ、
ということで落下について調べてみました。
打ち上げ成功でも切り離したものが落下するので。
(以下ネットの記事より拝借)
<H3ロケットの場合、固体ロケットブースタは種子島東方沖、
衛星カバーは沖縄東方沖、第一段はフィリピン沖、
に落下する、というような計画になっています。
ロケットの飛行コースは・・・事前に決まり、
ロケット各段を分離するタイミングも
事前に計画が立てられています。
分離した各段が落ちる場所は計算でわかるので、
打ち上げ時は事前に国際機関を通じて
海上も空中も航行の安全情報が出され、
船や飛行機などはその時間に該当する区域を避けます>
第五福竜丸が被ばくした水爆実験も情報は出していたらしい。
今年の2月には7発のミサイルを打ち上げた北朝鮮。
日本海に落ちているはずなのですが、
原発の心配すらしない日本人の胆力ってすごいわあ。