わが社の会計年度は6月が締めで、

その後に続く決算報告と法人税消費税の申告納入は、

一番クソ暑い真夏の行事となっています。

(今年は涼しい日を狙ってお出かけしました)

 

 

 

クソ暑い時期にマスクをしたくないので、

できるだけ交通機関を使わずに歩きで役所回りです。

今年は年間利益が赤字なのに中間申告で払いすぎていて、

納入するのは消費税と市民税で、法人税と県税は還付金あり。

国税庁からの一日も早いお振込み、待ってるわね♪

 

 

 

わが社は超零細企業であるため、

海外に子会社を持てば利益があっても非課税とか、

原子力発電施設の解体に関わる優遇税制といった、

安倍政権のレジェンドである富裕層への減税措置とは無縁。

(レジェンドじゃなかったっけ?)

昨今の政権は富裕層からの支援欲しさに、

消費税を上げて実質法人税を下げまくっています。

法人税を下げれば社長は社員の給料を上げるだろう、

などとエライ先生方は考えているようですが大間違い

経理担当の節約社長夫人は断言します(過去にも何度か吠えてますが)

 

 

 

かつての日本の実効税負担率は今よりずっと高かったのに、

給料はわずかでも上がっていたし賞与も当たり前でした。

法人税は売り上げから経費を差し引いた利益にかかるので、

税金取られるなら経費(人件費)増やして、利益を下げて

法人税額を減らそうとするのが人情です。

その調整に使われるのが「賞与」のシステム。

海外ではあまり見られない節税対策です。

 

 

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口座に振り込みではなく支給式でありがたみを演出

 

さらにかつては長者番付というのがあって、

納税額をもとにお金持ちが新聞などに発表されました。

高額納税者は表彰されるようなもので、悪い気はしません。

けれども最近はプライバシーがどーのこーので、

古くから続いた長者番付をやめてしまいました。

高額納税しても誰もほめてくれないじゃん、

バカバカしい、内部留保に回してやる、となります。

 

「ほめてやらねば人は動かじ」by 山本五十六 

 

 

長者番付 日本 に対する画像結果

 

ということで国民の給与を上げるには、

法人税の優遇税制の廃止長者番付の復活を!

なんです? 有力な宗教団体と縁を切ろうとしてる今、

票田の富裕層にそっぽを向かれるのが怖い?

大丈夫、今の野党に政権交代をする力はありません。

自民党に投票したことのない私が保証します。

 

 

ご参考まで

税金を払わない巨大企業 (文春新書) | 富岡 幸雄

 

この本で、実行税率10%、と書かれたソフトバンクは、

最近は赤字決算で税逃れ・・・いい加減にしろ。