- オスマン帝国のドラマの中で皇帝のスレイマンが、
- 自分の皇子を暗殺しようとした小娘に向かって放った言葉が、
- 「誰がお前に命じたのだ?」
- どうしても口を割ることができない小娘は、
- 皇帝や宰相や太刀持ちたちのすきをついて、
- 館のバルコニーから身を投げて自らの口を封じます。
- そんな結末にならないように祈るばかりの
- 河合議員夫妻による選挙買収疑惑事件
- こんなのは氷山の一角だと弁護士がおっしゃる通り、
- 地獄の沙汰も金次第、阿弥陀の光も金次第、
- 選挙違反など日常茶飯事の土地で育った私の関心は、
- 夫妻が県議らに配ったその額と出所とその経緯。
- 庶民に靴下やボールペン配るのと桁が違う
- 河合夫妻にわたった1億5000万円の出所が自民党本部
- 地元の自民党広島県議連に猛反対されるも、
- 不遇時代の首相を支えた克行氏の妻を立候補させた
- 自民党2議席獲得を目指すためだと言い訳しているけれど、
- もう一人の候補者である溝手氏には選挙費用1500万円
- 何、この破格の優遇は とまず思う。
- 選挙運動期間中は首相他本部の重鎮がかけつけ、
- 河合案里議員「だけ」に熱のこもった応援を施しました。
- 立候補したものの地元で組織を持たなかった案理議員は、
- 広島という土地柄あちこちで心ない非難の言葉を浴び
- こうなったら「女」を前面に出して戦うしかないと覚悟
- そんな捨て身の選挙に勝てたのは、
- 現金のばらまき以上に首相らが応援したからではないかしら。
- 党本部がそこまでして案里さんを応援した理由とは
- ここから先は小説5冊出版した私の、
- 週刊誌と新聞を参考にした想像というか妄想です(あくまでも)
- 自民党が民主党に負けて政権を奪われたとき、
- 首相は溝手さんから「もう過去の人だ」と批判された
- 学歴をバカにされたこともあったらしい(溝手氏は東大)
- 無能といわれて腹を立てない男はいないだろうけど、
- 首相は「負けるわけにはいかない」お人柄
- そんな首相の怨念が実を結びついに溝手氏を落選に・・・
- 高額買収行為、というわかりやすい事件の裏に、
- いろんな私情と暗躍が渦巻く、
- これまた松本清張が小説にしそうな話ではないですか
- 法務大臣にまで取り立てたお友達の逮捕を、
- 首相は今どのように考えておられるのでしょうか
- 森友事件の籠池夫妻と同じ扱いになりそうな予感が・・・・
- 案里さんは国会中にも小説のプロットを立てていたそうなので、
- 「国策不捜査」以上に面白い作品を発表なさるのではないか
- とひそかに期待してます
- 黒川元検事長にも期待してるんですけどね、出版。
- 今は清々した様子で愛犬との日々を送っておられるとか
- (参考資料 週刊文春 週刊新潮 ネット記事 など)