前々回のブログで、

「ありがとう」 は 「有難う」 だ!

などと勇ましいことを書いておきながら、


出版社からメールで送られてきた原稿を確認すると、

全部、「ありがとう」 になっていたんだな、これが。


犯人はです。

いい加減というか、

だらしがないというか、

嘘つきというか、

物忘れがはげしいというか(;´▽`A``、


そうでなくても、

読み直してみて新たに訂正したい部分があるわあるわ、

もう付箋が鬱陶しいほど、大漁旗の如くはためいてます。


でも、漢字の間違いとか、熟語の誤用とかには、

細心の注意を払いたい。

最近、作品の中によく見られる、


憮然、


という言葉、辞書で調べると、


がっかりした様子


なのだそうですが、

絶対にそのようには思えない場面も少なからずあって、

私はわからないので使わないようにしています。


以前、家庭学習で有名な会社の副読本に


情けは人のためならず


をテーマにしたものがありましたが、

それが、


やたらと人に親切にするのはその人のためにならない


という内容の読み物となっていて、

関係者一同、鬼の首を獲ったように騒いでいたものです (-з-)


作家が先生といわれるのは、

作品のメッセージ性もさることながら、

漢字や熟語やその用法においても、

国語の先生以上の影響力をもつからなのでしょう。


漫画家を目指している娘にも、こう言っております。


じゃあ、漢字はきちんとかけるようにしようね、

あなただって漫画で漢字を覚えてきたんだから。

漫画家は先生って呼ばれるでしょ?

だから先生と同じくらい勉強しなくちゃね。

私も、です。


ブログをお読みになって、

そういうのおかしいんじゃない?っていうのがありましたら、

ガンガンご指摘下さい。


片っ端から、参考にさせていただきます。

たまにはスルーするかもしれませんが ( ̄ー ̄))。