フランス誌が日本のテレビ局を批判するのはわかるんだよ。

メディアは疑って、それが裏付けのないでっちあげでも好き勝手書くのが日本。

これは、DNAベイスターズでプレーしたバウアーの例から見れば、一度、DVの加害者レッテルが貼られると白、和解してもやっぱり、「黒」というか球団は雇うことを躊躇うところを見るとなかなか海外でもメディアでなされた印象操作は払拭できないわけだからね。

人権感覚ですよ。

日本の民事裁判の賠償金なんて、裁判費用で消えるじゃない。刑事事件でもそう。被害者家族が報われないようになっている。

賠償額を高くするとか、踏み倒されないようにするとかしないと、侵害された弱者はその後の人生破綻ですよ。

 

仏紙が斬る「松本人志問題」をなかなか認められない日本のテレビ局

 

まず、メディアがイタズラに裏付けないのないでっちあげ記事を書けないように、名誉毀損裁判の賠償金額を1企業が倒産するだけの額に引き上げるとかしないと。今の日本は金持ちや組織が全く痛手を負わず、あるいは、刑事なら被害者家族が裁判費用が嵩んで生活が成り立たないようなことになる傾向が強いので、弱者の人権をどこまでも守るという視点に立たないと。

 

20年以上も前に「報道被害」という言葉でてきて、代表的なのは松本サリン事件の被害者の河野義行の件。

あれ、あの人の庭から有機リン系の物質が出てきて、河野さんが製薬会社の社員?をやっていて、家にサンプルの製薬がたくさんあったってだけで、マスコミはほぼ容疑者のように書き立てた。警察の記者発表も問題ありだが、サリンがどのようにしてできるのかも確かめないで黒としたんですよ。プラントがないとサリンなんて作れない。一般の一軒家で明らかにありえない話。当時、軍事評論家の方も、警察の押収資料の薬品リストを見て、「この人は白です。こんなものでサリンなんて作れない」って。なのに、TBSは。河野さんは被害者ですよ。加害者ではくて。奥さんは植物人間になってしまって、ご本人は会社を解雇されるは。のちに、地下鉄サリン事件で白であることは証明されるんだけど、再就職もままならず。マスコミと名誉毀損裁判でお金もね。賠償金でも暮らせないようなね。報道被害者。

 

仮定の話だけど、松本人志さんが裁判で事実認定されなけれたかと言っても、人気というか、性加害者のレッテルは剥がれないだろう。

人気のタレントだからなんとか金銭面も持ち堪えられるだろうけど、これが一般人だったらを考えると河野義行さんのような人が出てくる。

 

マスコミがちゃんとした取材に基づかない記事を書けないような抑止になる効果として名誉毀損裁判の賠償金の金額は高くなる方がいいとワシは思う。表現の自由を奪うのではなく、乱用・濫用を防ぐ必要がある。

 

書くからにはターゲットとなる人物の人権に配慮して記事にすべきですよ。

そうした意識がメディアにない限りは、フランス誌が批判しても、日本のメディアは変わらない。