除菌と殺菌、滅菌はどう違うの? | 小学生バレーボール 新宿柏木クラブ 監督の独り言 sakoブログ

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 今日、帰りにヤマダ電気に行きましたら、携帯や眼鏡、キーホルダーなどを箱に入れて、紫外線で除菌するグッズが販売されていました。

 

そこで店員さんに、除菌とあるが、そもそも除菌とはなんですか?と素直に質問してしまいました。

なぜかというと、携帯から取り除いた菌はどこにいくの?と不思議に思ったからです。

店員さんもおバカなお客と思ったでしょうね。

でも、除菌の定義については納得する回答をいただけませんでした。

 

そういえば、除菌スプレーだの除菌アルコールなどと表示された物はたくさんあるが、滅菌スプレーだとか、殺菌スプレーなどというのはほとんど見当たりませんね。

なんだか、滅菌や殺菌の方が効く感じしませんか?

 

そこで、どうしても除菌とは何かを知りたく、ネットで調べてみましたら、なるほどと納得させられる解説がるサイトがありましたので、転載させていただきました。

 

まず、医薬品や医薬部外品ではない製品ではたとえ殺菌や消毒効果があっても「殺菌」や「消毒」をうたえないということでした。

ああ、だから除菌スプレーだの除菌アルコールなのかあと、まずは納得しました。

 

三協化学株式会社さんのホームページに詳しく解説されていました。感謝です。

https://www.sankyo-chem.com/wpsankyo/2622

 

ご紹介いたしますね。

とても役に立ちますよ!

 

《除菌とは》

除菌とは菌を減らす効果のことです。

菌を殺さなくても、例えば塗布した面から菌を減らせればOKで、どの程度菌を減らすかについても定義はありません。

つまり、極論水洗いで手を洗っても除菌と言えます。

「除菌」という表現は、アルコールスプレーや洗剤、漂白剤などの雑貨品表示でよく使われていますが、これは薬事法上、医薬品や医薬部外品ではない製品ではたとえ殺菌や消毒効果があっても「殺菌」や「消毒」を謳えないためです。

 

《殺菌とは》

殺菌とは文字通り「細菌やウイルスを殺す」効果のことです。

ただし、死滅させる菌の種類や死なせる量に明確な定義はありません。例えば90%の菌が残ってしまっていても10%の菌が殺せていれば「殺菌」と謳うことができます。

「殺菌」という言葉は薬事法の対象となる消毒薬などの医薬品と、薬用せっけんなどの医薬部外品のみに使用できる表現なので、例えば食器用洗剤に殺菌効果があったとしても「殺菌」という表現はできません。

 

《滅菌とは》

滅菌とは、有害・無害を問わず、すべての菌(微生物やウイルス含む)を死滅・除去することです。これは定義がはっきりとしていて、菌や微生物ウイルスなどの残量が100万分の1になることをもって滅菌とされています。

電磁波や放射線を使用したり高圧や高熱をかけたりして滅菌処理するのが有名です。

菌の除去率で言えば最強だといえます。

 

《消毒とは》

消毒とは、病原性のある微生物を死滅・除去させて害のない程度にすることです。上に登場した「殺菌」とも似ていますが、消毒の目的はあくまで「無毒化」であり、必ずしも細菌を死滅させていなくとも、病原体の感染力を不活性化させたり、病原体を危険ではない程度まで遠ざけることも無害化にあたるので消毒に分類されます。「消毒」という言葉も殺菌と同様に、薬事法上の言葉で、「医薬品」や「医薬部外品」のみに使用できます。

市販の消毒薬のように、薬物で消毒するだけでなく、煮沸消毒や日光消毒、紫外線消毒、焼却消毒などの方法もあります。

 

《抗菌とは》

抗菌はキッチン用品やおもちゃ、お手洗いやバスルーム周りの用品でよく見かけますが、これは菌の繁殖を抑える効果のことです。細菌を除去したり殺したりする効果はなく、あらかじめ菌が住みにくい環境を作ってくれるのです。ただ、これも対象となる菌や、菌の量、範囲などの詳細な定義はありません。

 

いかがでしたか?とても勉強になりますね。抗菌・・・なんか除菌と勘違いしてました。

てことは、除菌したあとに抗菌スプレーをかけるのが良いのでしょうか。

でも今日は勉強になりましたよ。