年賀状 されど 年賀状 | 小学生バレーボール 新宿柏木クラブ 監督の独り言 sakoブログ

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『年賀状』

年の瀬が近づくと年賀状を書く季節となる。
年賀状と言えば、私の兄が長崎県にある小さな島国のど田舎の特定郵便局長をやっていた時に『この過疎の小さな田舎村に郵便局を残さないと、取り残されたお爺ちゃんお婆ちゃんが年金をもらいにバスに乗って隣町までいかなければならない、だからなんとしても郵便局を残さなければ。せめて年賀状だけでもしっかりノルマを達成したい』ということで、年賀状の販売協力をすることをしていた。今からもう4年ほど前まで10年間ほど続いただろうか。
親しくさせていただいているチームの皆さんにご協力いただいて、なんと年賀状を25000枚近く兄の勤める特定郵便局に注文したこともあるのだ。
毎年、平均して23000枚は注文していただろうか。
おかげで兄が勤める特定郵便局は長崎県の特定郵便局のなかでは年賀状は一番売り上げていたらしい。
いつも兄に感謝されていたが、それより何より、ご協力いただいていたチームの皆様には今でも心から感謝しているのだった。

人は困ったことがあったときにこんなに頼りになる人たちが身近にいるのだといつも心強く思ったものだ。

年賀状の季節になるとその時にご協力いただいたチームの皆様をいつも思い出し、そして感謝するのだった。

年賀状は最近の若い人たちは書かないらしい。メールやSNSを通じて挨拶をするのでそれで良いと考えているのかもしれない。

たしかに、毎度もらう年賀状の中には味も素っ気もないものがあって、もうこの人には年賀状を出すのはやめようかと思うものもある。
手書きのコメントのない印刷だけのものであっても、その方の近況が分かるものや写真などが添えられていると嬉しいものだ。
さらに一筆年始の挨拶が入っているとさらに嬉しい。

私は一筆コメントを入れられないときは、なるべく皆さんに近況をお知らせするような年賀状を心がけている。
それはメールでは伝わらないであろう心の声であって、年賀状の良さだと思っているのだ。

来年の1月に送る年賀状には、多分において、還暦の話題やバレーボールの話題が出ることだろう。
 

そう言えば親戚から送られて来ていた年賀状が悲しいかな、一枚、また一枚と減っていく。他界されたのかと思うが聞くこともできない。
年賀状をやり取りしていると、実はそんなところから近況を知ることもできるのだ。

年賀状、今でも中学生や高校生の時にお世話になった恩師に書いている。一人は私が最初にバレーボールに出会った田舎村の小さな中学校の恩師だ。すでにご定年をされているが、まだ先生から年賀状が来るということはお元気にされているのだろう。
今でも一言コメント付きの年賀状をいただく貴重な恩師なのだ。なんと46年間も欠かさず年賀状をやり取りしているのだ。
見習わねばと思う。