92歳を越えた、独居の高齢者

未だに、戦争中の質素、節約が身に染みている。
例えば、下履きのパンツ、かってはゴム紐が、伸びきっても、そのゴム紐を抜き取り、新しいゴム紐に代えれは結構まだまだ使えたものだ。

でも、最近のパンツ、ズボン下はそんな代用品は受け付けず、ゴムまでがベッタリ下衣にミシンづけされている。

そこで、律儀な92歳は、まだまだ、生地のしっかりしたゴムの部分を折返し、ミシンがないので、暇な一日、その部分を、同色の糸でかがり、新しいゴム紐を通しセミ、グランニューに。



履き心地も、かっちりしている。

が、その時の喜び、満足感は、遥かに上は回る。



この喜びが、やがては蔓延る資本主義を停めるんだろうが‼️