ウ・ヨンウ弁護士は天才肌  ★★★★

 

 

 

キャスト

 

パク・ウンビン

カン・テオ

チョン・ペス

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウル大法学部卒業のシングルファーザー

グァンホ(チョン・ペス)の娘ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)

言葉を発せず心配されていたが5歳の時

いきなり家にあった刑法の条文をすらすら話だし驚かされる

 

彼女は自閉症だった

ヨンウは、首席でソウル大卒業し

韓国初の自閉スペクトラム症の弁護士として

第一歩を踏み出す

ハン・ソニョン(ペク・ジウォン)が代表を務める

ハンバダ弁護士事務所に出社したヨンウ

独特な自己紹介に

チョン・ミョンソク(カン・ギヨン)や同僚たちは戸惑う

 

 

 

訟務チーム事務員のイ・ジュノ(カン・テオ)は

イケメンで事務所内でもモテモテ

ヨンウはジュノと被害者の病院に行くことに

回転ドアが苦手なヨンウを

ワルツのリズムで優しくサポートする

 

 

クジラの話をするために

頻繁にジュノに話しかけるヨンウだったが

 

クジラの話はお昼の時だけ

と言われてしまう

 

ある案件をうまくまとめたハンバダ事務所が信頼され

テサン事務所に任せていた全ての案件を

ハンバダに任せられ

国内トップの事務所であるテサンは

この事態を起こしたヨンウに関心をもつ

 

 

製薬会社サンジョン薬品の子息による傷害致死事件を

ヨンウが担当することになる

兄のサンフンを殴り殺した弟ジョンフンは

自閉症スペクトラム(ASD)だった

 

ヨンウはヒントを得るために

父に自閉症の人との暮らしについて尋ねる

父はヨンウは自分に無関心で寂しかった

大きくなって法に興味を持ってくれて

共通の話題ができてよかった

相手の好きなことを探せと経験を話す

 

 

検察側は弁護人も自閉症とヨンウを攻撃し

心神耗弱で減刑すべきという弁護側の論拠は

意味ないものと主張する

ヨンウは弁護士事務所を辞職しようとしていた

 

 

ハンバダ事務所では

出社しないヨンウを心配していた

そんなヨンウのもとに

親友のトン・グラミ(チュ・ヒョノン)がやって来る

高校生のヨンウはソウルでいじめに遭い

地方の江華高校に転校してきたが

そこでもいじめは免れなかった

サイコというあだ名のグラミは

まっすぐな性格でそんなヨンウを助けた

 

 

ジュノとヨンウは夕陽を見ながらイルカの話をする

ジュノが弁護士を辞めた理由を聞くと

ヨンウは自閉症の弁護士と見られ

足を引っ張ってしまうことを心配していた

ジュノはずっと味方でいたいと打ち明ける

自信を取り戻したヨンウは、再び出社し始めた

 

 

法務官候補になったテサンの弁護士テ・スミ(チン・ギヨン)を

大統領補佐官が訪ねてくる

事前質問状を受け取る為だった

候補の大学同期の間で隠し子がいるという噂があると言われるが

否定するテスミ

 

 

ヨンウはジュノのことを自分がどう思っているか

改めて考える

同僚スヨン(ハ・ユンギョン)やグラミにジュノのことを聞かれて

 

優しくてときめく

答えるヨンウ

 

ある日

ヨンウが相手側弁護士テ・スミの情報を調べているのを知り

驚き複雑な表情を浮かべる父親グァンホ

グァンホはハン・ソニョンに会いに行き

テ・スミのせいで娘を利用するために

ハンバダに入れたのかと問い詰める

 

 

ソニョン代表と会ったグァンホと

すれ違ったクォン(チュ・ジョンヒョク)は

ヨンウがコネ入社だと疑い不満を募らせる

クォンは密かにハンバダの掲示板に不正採用を告発する

 

ヨンウはテ・スミからハンバダから

テサンへの転職を持ち掛けられる

テサンに移籍すると言い出したヨンウに

父のグァンホはテ・スミはお前の母親だと告白する

 

 

ヨンウは、テ・スミに会いに行き

自分を捨てた母の事務所テサンには移らないと言う

涙ぐみながら私を恨んでいるかと聞いたテ・スミに

会えてよかったと返事する

グァンホの店をテスミが訪ねるがその様子を

記者が撮影していた

テ・スミはテサンのボストンオフィスのパンフレットを渡し

アメリカに行くよう提案する

 

ジュノはクォンに

踏み出す覚悟がいる切ない恋心を打ち明ける

背中を押されヨンウに好きだと打ち明ける

ジュノは友人たちからヨンウとの付き合いは

愛情ではなく同情だと言われ殴り合いの喧嘩になる

 

 

 

記者がヨンウの周辺を嗅ぎまわり始め

ヨンウはテ・スミの娘では?と尋ねられ

驚くクォン・ミヌ

クォンは先輩弁護士に

テ・スミに隠し子がいる噂は本当かと聞く

先輩は否定したもののテ・スミの留学した年と

ヨンウの年齢が合致することにほくそ笑むクォン

 

 

恋心が止められないヨンウはジュノを盗み見たり

会いたくなって電話してしまう

こんなに会いたくなってしまう人は

初めてと素直な気持ちを打ち明ける

 

ヨンウはジュノに言われて

済州島に住むジュノの姉夫婦スンヒと

ジョンナムに挨拶に行くが

姉はヨンウとの交際に反対する

 

 

ジュノに別れを告げたヨンウは思い悩み

気まずくてジュノに顔を合わせられないでいた

帰宅するヨンウを待っていたジュノ

 

ジュノを幸せにできるかわからない 

私は孤独を感じさせてしまう

涙ぐみながら自分の気持ちを打ち明ける

 

 

ヨンウの事務所に弟のサンヒョン(チェ・ヒョンジン)が訪ねてきて

自首したいけどどうしたらいいかわからない

キム・チャノンの頼みで

ラオンをハッキングしたと告白する

 

サンヒョンは姉のヨンウだったら

自分の味方になってくれると思ってやってきていた

 

何とかテ・スミに面会したヨンウは

子供が過ちを犯したら

きちんと叱ってくれるいい母親だと思っている

サンヒョンを裏切らないでほしい

裏切られた傷は痛くて癒えない

私にはいい母ではなかったが

サンヒョンのいい母になってほしいと

涙ぐみながらサンヒョンの証言を頼むのだった

 

 

ハンバダで働くのが好きだと笑顔で話すヨンウ

ハンバダの正規職員になり一人前になったと喜ぶ父

出社するヨンウを出迎えるジュノに

 

今の気持ちは達成感!

と報告する笑顔で報告する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

またもや法廷が背景のドラマです

ほんとに多いわ

 

上から読んでも逆さまに読んでもウ・ヨンウ

キツツキ、トマト、スイス・・・という挨拶がお定まり

クジラの話をし始めると止まらないヨンウ

天才的な閃きで事件を解決に導いていく

 

自閉スペクトラムの弁護士です

パク・ウンビン、上手だった!

早口で法律用語をペラペラ

演技力あるわあ

恋慕」の時とは全く違うキャラです

このドラマも面白かったのよね

 

 

 

自閉スペクトラム症

(Autism Spectrum Disorder: ASD)は

対人関係が苦手・強いこだわりといった

特徴をもつ発達障害の一つ

 

チュオンの「グッド・ドクター」はサバン症候群

 

 

サヴァン症候群とは

知的障害や発達障害がある中で

特定の分野において

突出した才能を持っている状態や

その人を意味する言葉

 

自閉症スペクトラムとの違いも良くわかりませんが

このドラマもチュウォンの演技がうまく

面白かったのを思い出します

 

ヨンウが自閉症の男性が兄を殺害した容疑を弁護した事件で

刑が減刑されるだろうことに対して

「自閉症は殺人免許」

と書き込まれたことが悲しかった

 

 

障碍のある人が弁護士や医者として立派に働けている

自閉症を個性と見るのかハンディと見るのか

フォローするのか配慮するのか

してはいけないのか

ヨンウのように話し方等

明らかに障碍がわかる人はともかく

グレーの人が世の中にたくさんいると思うのですが

その人たちへの対応がしんどいですよね

 

 

 

先日感動したorihimeというロボット

 

 

重度の身体障碍の人が自宅から社会参加でき

報酬まで得られるように導かれた

排除せず、引き込まらせることなく

社会参加できることを考える人は必要だなと思う

 

事件は1話~2話で完結

実際の事件もとに書かれた脚本のようです

ヨンウが閃くときに見えるクジラ

CGのクオリティーも高かったなあ

このクジラの登場がドラマが

シリアスになりすぎない演出だったなと思う

 

 

クジラが出るたびに

米津玄師のアルバムdioramaを思い浮かべる

なんで毎回思い浮かぶ?と思うほど😅

 

 

ヨンウとジュノの交際も見守り体制

ジュノのお姉さん夫婦との食事シーン
ジュノの家族に気に入られようと

頑張るヨンウがいたたましかった

自閉症をよく知らない家族も

また戸惑うのは当然のことだと思う

 

 

このドラマのヒットとインパクトの強さ

心に残るキャラになるだろうな

少なからず自閉症に対する見方が

社会に影響を与えるような気がする

 

 

自分からは遠い場所だった裁判所と刑務所

韓国ドラマのおかげで以前よりぐんと身近になる😅