私たちのブルース ★★★★★

 

 

キャスト

 

イ・ビョンホン

シン・ミナ

ハン・ジミン

イ・ジョンウン

キム・ウビン

キム・ヘジャ

コ・ドォシム

ペ・ヒョンソン

ノ・ユンソ

チャ・スンウォン

 

 

 

 

 

 

 

故郷の済州に転勤してきたハンス(チャ・スンウォン)は

娘のゴルフ留学費用のために

退職金を途中で一時支給してもらい

家も売ったがそれでも足りず

あれこれ借金しなければならない現実を背負っていた

ハンスは同級生のウニ(イ・ジョンウォン)が

年売上23億ウォンを誇る鮮魚店の社長として

成功していることを知った

 

 

生臭さを落とす暇もなく働いていたウニにとって

20年ぶりに会った初恋の相手ハンスの存在は

ときめきそのものだった

ウニは家族を養うために結婚もできず

毎日を生きていた

そんなウニは学生時代のハンスとの

思い出を振り返りながら笑うことができた

ハンスと奇襲キスをしたこと・・・

旧友との再会は二人を笑顔にした

 

 



 

同窓会で気持ちが解放されたハンスとウニ
ハンスはウニに二人で

修学旅行でいった木浦への旅行を誘う
金がなくてゴルフをあきらめたという娘からの連絡は

ハンスを追いやった

複雑な心情になったハンスは

スニに妻と別居中で離婚を準備していると言った

歌手になりたかったウニも

バスケットボール選手になりたかったハンスも

貧しい家の長女、長男として生まれ

夢をあきらめざるを得なかった

ハンスが一人で葛藤しながら苦しんでいる間

ウニは済州の友人たちから

ハンスが金を借りるために嘘をついたことを聞いた




ウニは傷つき悔しかったが

つらい思いをしている友人ハンスを友情で包み込んだ

ハンスに2億ウォンを渡した

ハンスはそんなウニがありがたかったが

結局ウニに金を返した

 

済州で生まれ育ったジョンジュン(キム・ウビン)

新たにやって来たヨンオク(ハン・ジミン)はジョンジュンの視線を感じ

私のことが好きなのかと聞いて距離を置いた

そんな中、ヨンオクの提案で夜の散歩をすることになり

ジョンジュンはドキドキするが

本当に愛することができるだろうかと

自分の気持ちを決めようとした

 

 



ジョンジュンはヨンオクに付き合おうと告白した
 

オクトン(キム・ヘジャ)はガンが胃から肺、肝臓に転移し

このまま帰ったら1、2か月の間に

どうなるかわからないと医者に言われる

息子ドンソク(イ・ビョンホン)にためらいながら電話するが
電話しないでくれと言い放たれる

父親の友達の愛人になった母親に対する

怒りを抑えきれずにいるドンソク

 

 

 

ヨンジュ(ノ・ユンソ)は知らない人がいない町から逃げ出して

ソウルの大学へ行く日を今か今かと待っていた

家から一歩出れば頭を下げっぱなしなほど

挨拶をしなければならないことにうんざりしていた

そんなヨンジュにとって気の合う人は

チョン・ヒョン(ペ・ヒョンソン)だけ

 

 

 

ヨンジュは三度目の妊娠検査薬でも陽性反応が出て

大学進学で済州から離れる計画が

だめになりそうで中絶を決める

ヒョンは集めたお金と母親から贈られた一歳祝いの

金の指輪を中絶費用として渡した

 

簡単に中絶できると思っていたヨンジュは

超音波検査の結果、既に6ヶ月になっていて

誘導分娩をしなければならないと聞いて

強い衝撃を受ける

 

産むことに決めたヨンジュ

ソンミに腹帯を着けていることに気づかれてしまい

妊娠のニュースが学校中に知れ渡る

 

 

 

7年前から鬱病を患っていたソナ(シン・ミナ)は

協議離婚後、息子ヨルを一人で育てていた

しかし2ヶ月前事故に遭ったときに

親権が夫に渡ったため

親権者変更の申し立てを起こした

様々な理由で不利な立場に立たされている中

判決に影響する子供の発言を聞いて絶望し故郷の済州へ

 

 

 

愛する息子ヨルを夫に奪われたソナは

 

お母さんは病気だから僕と遊べないんだ

ヨルの発言を聞いて絶望

済州島の海に投身

海女たちの助けで救出されたソナは

ドンソクの通報で病院へ搬送される

ソナは自殺を否定し

離婚して子供を父親に取られたから

ここに来たと正直にドンソクに答えた

 

 

 

廃屋同然の家の前でソナを発見したドンソク

18歳の頃、ソナから受けた心の傷を思い浮かべた

 

かつて義兄たちから愛人の子と呼ばれて

殴られていたドンソク

父親と一緒に済州島に移り住んだソナと

ゲームセンターで知りあい

一緒に時間を過ごすようになった

 

酔って暴力をふるう父親から逃げてきたソナを

部屋に泊めたりもしていた

しかしある日、ドンソクが

ソナと関係を持った友人パク・ジェグを殴り倒した時

ソナは

 

不良が人を殺しそう

自分を裏切り警察に通報したのだった

 

 

ヒョンは父チョン・イングォン(パク・ジファン)に

ヨンジュが妊娠し

自分がヨンジュの子供の父親である事実を告白した

イングォンはヒョンに切れて家の中で大暴れ

 

 

一方、ヨンジュは父パン・ホシク(チェ・ヨンジュン)に

妊娠したことを告げた

犬猿の仲イングォンから

ヨンジュの中絶費用を渡されて切れたホシク

イングォンの食堂へ向かい

お金を投げつけて大喧嘩が始まった

 

 

その後、長年のわだかまりが解け

ホシクはイングォンの家に上がり込んで正座をし

子供を産ませてやろうと切り出した

 

 

親権の裁判に負けたソナが車の中で泣き始めると

ドンソクは何も言わずしたいようにさせた

ソナはドンソクの車の中で1時間以上泣き続けた

 

 

夜が明けて幸せになりたいと言うソナに

ドンソクは自分も幸せになりたいと告げて

立ち上がった

そんなドンソクにソナは手を差し伸べて手を握った

 

海女たちはルール破りのヨンオクを

辞めるよう仕向けるつもりだった

ヨンオクがルールを破って

2個目のアワビを取っているとき

網に足を引っ掛けてしまい

救出中に網にかかって危機に陥ったヘジャのことと

4時間の作業が1時間で終了してしまったことに

先輩海女たちは激怒した

 

ヨンオクは嘘つき呼ばわりされる

チュニに嘘をついたことは一度もなく

12歳で亡くなった両親は画家だったが

お金に困ったら服を売っていたことや

本土に男も子供もいないと真実を打ち明けた

 

 

 

 

ヨンオクの双子の姉ヨンヒはダウン症候群だった

12歳の時両親が事故で死んだあと

2人は叔母の家で過ごしたが

それは一年で終わった

 

自分も姉のことが煩わしく

一度地下鉄でヨンヒを捨ててようとしたこともあった

そんな時、チャン先生に知り合い

ダウン症のグループホームへ

ヨンヒが入所できることになった

 

大人になるとヨンオクはヨンヒと離れたくて仕事先を遠くに移し

何かと言い訳をして、帰る時間を延ばしていた

 

姉のことをジョンジュンに打ち明けると

最初は戸惑ったジュンジュンも

ヨンヒと仲良くなることを約束するが

ヨンオクは両親が亡くなっているので

一生ヨンヒの面倒を見なければならないこと

他の男たちも最初は同じ態度だったが

ヨンヒに嫌気がさして逃げたと言い放った

 

 

 

チュニ(コ・ドゥシム)の息子マンスが事故に遭い

昏睡状態になってしまう

妻オ・ヘソン(ミン・ジア)は仕事をしながらマンスを看護するため

娘ウンギを連れて済州へ向かった

チュニにマンスが一ヶ月も昏睡状態だとはどうしても言えず

仕事で忙しいので2週間だけウンギを見てほしいと頼んだ

 

 

 

 

ウンギが

 

パパが退院したら

一緒に月が100個見える場所へ行こう

ソヒと約束しているのを聞いたオクドン

 

チュニは連絡が取れないヘソンの職場の木浦マートへ向かい

マンスが事故で木浦病院へいることを聞いた

集中治療室に横たわっているマンスを見たチュニは

涙を流しながら彼の顔を拭いた

 

 

ウニはイングォンとホシクの助けを借りて

ドンソクをヨンオクの居酒屋に連れて来させ

オクドンの最後の望みを叶えてあげるよう説得した

 

心に溜まっていた疑問をオクドンにぶつけるために

継父の祭祀へ行くことに同意したドンソク

 

 

 

 

 

ドンソクは、祭祀の帰りに

オクドンの望み通り

貯水池になった故郷に向かった

山を降りようとした時

足を引きずるオクドンに気づいたドンソクは

母を不憫に思い杖を渡すが

雨雲が立ちこめてきたためオクドンを背負った

ドンソクはその軽さに涙がこぼれそうになった

 

帰宅後

オクドンは子犬たちにご飯を与え

ドンソクのために味噌チゲを作り

眠るように息を引き取った

ドンソクはオクドンの傍に横たわり

 

母さん

抱きしめて泣きながら

自分が母を憎んでいたわけではなく

仲直りしたかったことを悟るのだった

 

オクドンが去って1ヵ月後

プルン里とオサン里との親睦運動会が開かれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルースとは

孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり

悲しみや孤独の感情は

 

英語ではしばしば
「ブルー(blue)」の色で
たとえられることに由来している

 

あっという間に見てしまいました

ラストはやはりイ・ビョンホンが飾るのですね

親子の葛藤と和解

映画のようでした

 

 

 

格好も格好なのですが

ちょっと老けられました?

済州島ではこういう服の売り方をするんですか?

右足に鈴をつけて、トントン足を鳴らして・・・

とにかく1枚5000ウォン

 

 

 

 

大嫌いな母親がガンだっていうのに

変な気分だ

悲しくもないが

楽しくもない

嬉しくもない

だんだん腹が立つ

 

最悪な気分だ

 

許すって本当に難しんですよ

私は大の苦手です

父親の友達の愛人になった母親

食べていくために・・・

でも、その状況は子どもにとってきついな

 

義理の父親の祭祀に行くことから

長年寄せ付けず拒否していた母親と過ごすことになった

思い残すことはないように母親は逝ってしまった

 

もし和解しないまま母親が逝ったら・・・

ドラマ的には最後の最後で

一緒に過ごせてよかった・・・という感じですが

今までの母親に対する恋しさが

一気に押し寄せてきたところで逝ってしまうって

その瞬間は和解前のお別れより

大きな悲しみと寂しさが

一気に押し寄せるのではないだろうか

でも母親にとっては一つ気がかりを取り去って

逝けたとうことになるのかな

 

 

 

キム・ヘジャ、「」の時に可愛いおばあさん!と思ったのですが

その後どのドラマでもどちらかというと苦手女優さんです😅

好きな人が多いのに😅

 

 

母さんに角が生えた」で苦手イメージ^^;

 

 

 

 

 

 

久々のキム・ウビン

初めて見たのは「相続者たち

 

 

インパクトのある容姿でしたが立ち姿がきれいで

そこから気になる俳優さん

 

今回は恋人のシン・ミナとの共演

病気療養後、復帰作ということですごく楽しみにしていました

相続者たち」の濃さもかなり減って今回良い感じ~

 

 

ダウン症候群の妹の話を

泣きながらするヨンオクを抱きしめて

 
美しい口を汚すな

 

 

ジョンジュンのお母さんが

 

一人で大変だったわね

発したとたん、涙が~😭

この一言で一気に

ヨンオクの今までの苦労に思いが行きました

 

 

しかし・・・

 

ヨンオク

双子の姉がダウン症候群で二人を残し

幼い時に両親が亡くなるってどういうこと?

 

チュニ

夫、息子と娘に先立たれるってどういうこと?

 

オクトン

両親は幼い頃に亡くなり、結婚して夫が亡くなり

 

ドラマでそういう女性を描いているのでしょうが

済州島そんな人ばかりじゃないですよね?😅

 

 

 

チュニの孫娘ウンギ

泣くシーンが多かったのに演技頑張りました

ニコニコ顔からじわっと一気に涙顔になるシーン

うまかったな

月を100個見に行ったシーンだっけ

 

 

 

そしてウニとハンスはウニが切なかった~

ダメだよハンス

別居中とか離婚を話に出すのは!

それがたとえ本当だったとしても、

正式に離婚するまでは口に出したらだめですよね

切羽詰まってても!

ウニ、ハンスがまた済州に遊びに来れるような

対応ありがとうです

 

 

オム・ジョンファの出演はほぼほぼ響かなかったなあ・・・

必要だったのかしら?

やはりわだかまりという点で必要だったのかな

 

高校生カップル

出産を決断しましたがヒョンの父親イングォンは

本当に嫌いなタイプで!

すぐに切れて怒鳴る人、すごく嫌いなんです

そして怒鳴って手を出す人

 

ドラマの中のキャラですが

息子を理解して軟化する父親・・・でも

あれだけ怒鳴って暴力的な人は

受け付けないのごめんなさい

ジャマイカの人みたい

 

お金を借りに行ってイングォンが

娘に物乞いをさせたという恨み

確かに子供にそんなこと・・・と思いますが

ばくちで借金ばかり作ってたホシクもホシク

逆切れ感も感じました

一念発起、やればできたんじゃん

 

 

 

ヒョンがたまにパ久ボゴムに見えるときが・・・

ソナがおめでとうと言った時

本来ならかけられる言葉を初めてかけられたんだな・・・

 

 

ドンソクとソナはなんだかしっくり来なかったなあ

リアル恋人のキム・ウビンもちらついて

余計にそうだったのかも

 

 

済州島の田舎での暮らしぶり

今でもこんな風なんでしょうか

閉塞感とか・・・

でも家族以上の強いつながりとか

近所全体での情報の共有

良いような悪いような・・・

ユーモラスに描かれてはいます

 

豪華キャスティングで

かかった出演料も高額なんだろうな~