華政(ファジョン)  ★★★★

 

 

キャスト

 

チャ・スンウォン

キム・ジェウォン

イ・ヨニ

ソ・ガンジュン

ハン・ジュワン

チョ・ソンハ

チョ・ウンイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壬辰倭乱で混乱した宣祖(パク・ヨンギュ)の時代

臣下イ・イチョム(チョン・ウンイン)と王様付きの尚宮キム・ゲシ(キム・ヨジン)の
長期にわたる毒盛りが効いたのか
宣祖はある日突然崩御する
宣祖の最期を見守る光海君(チャ・スンウォン)と王妃(シン・ウンジョン)
そして幼い貞明王女()と永昌王子(チョン・ジンソ)

 

 

 
 
永昌が宮殿を追われたあと、
大臣たちが集まり
王子を再び宮殿に戻してほしいと申し入れをする
しかし光海君はその意見に耳を貸さず、
むしろ意見を述べた忠臣たちの官職を剥奪し追放することを命じる
 
 
 

予言の内容を思い出した大妃は貞明王女を急いで逃がそうとするが

王女が逃げたことに気づいたキム尚宮がイ・イチョムに追わせる
男に変装して逃走する王女は途中
イ・ドクヒョンとホン・ジュウォンの助けで何とか渡しに到着するが
渡しには1人用の船しかなく1人で渡しを離れることになる
日本に辿り着いた貞明公主(イ・ヨニ)は
生きるために長崎の硫黄鉱山でファイという名前で男装して働く

偶然同じ店に居合わせたジュウォン(ソ・ガンジュン)とファイ
ジュウォンがならず者に因縁をつけられ困っているところを見たファイは、
相手が重犯罪者だと知り慌ててジュウォンを助ける
 
 
 
 

ジュウォンと共に朝鮮に帰国できたファイ

ジュウォンの家を訪ねた友人のイヌ(ハン・ジュワン)に女だと気づかれる
ジュウォンは光海君に倭でファイが協力してくれたことを話し
火器都監には焼取法に詳しいファイが必要で
自分が全責任を取ると説得する
ジュウォンの話を聞いた光海は
ファイを火器都監の職人として受け入れることを承諾する
 
 
 
光海に呼ばれたファイは宮殿を訪れる
光海に命令されるがまま茶をつぎ頭を下げて座っているファイに
光海はいきなり刀を向けて、何者か正体を告げろとすごむ
ついに自分がファイではなく貞明だと打ち明ける貞明公主
そのことを貞明公主の口から聞いた光海とジュウォンは驚く
 
 
 
 
貞明王女が生きていたことを光海から聞かされたキム尚宮
光海は、王女は女だから王座を揺るがす心配はないと
キム尚宮が貞明に危害を加えないように説得しようとするが
キム尚宮はナム・サゴの予言が民心を動揺させ
また第三者が王女を利用して王座に就くかもしれないと反論する
 
ついに明と後金の戦争が始まり不穏な空気に包まれる朝鮮
戦乱の様子を把握し
明への派兵を止めようとする光海だが
それとは反対に宮殿の前で明への派兵を願う王族が現れ
光海を窮地に追い込む
 
 
 
大国である明が戦に負け
さらには領土まで奪われたという知らせが朝廷にも届き
西人をはじめとする臣下たちは
信じがたい現実に重く口を閉ざす 
イ・イチョムを訪ねたキム尚宮は
明が滅びるか光海が王座を奪われるか
どちらかが先になるだろうと話しイ・イチョムを驚かせる
 
 
  
 
 
カン・ジュソン(チョ・ソンハ)を始めとする西人の重臣たちは
貞明公主と息子カン・イヌの結婚を前提に勢力を固めようと動き出し
光海はついに後金との和親にこぎつける
 
だが、光海は貞明とイヌの結婚は許さず
さらにはカン・ジュソンを謀反の首謀者として捕らえるよう命じる
しかし、光海が朝廷の後ろ盾をなくすことを踏まえ
事を準備していた綾陽君(キム・ジェウォン)とキム・ジャジョム(チョ・ミンギ)は
貞明公主を利用するために監禁
 
 
 
ついにキム・ジャジョムと謀反を起こす綾陽君
だがそれに先立ち光海は
自分の大切な人たちを守るためにあらゆる手を尽くす
人目を避けながら貞明に会いに来た光海に貞明は
なぜ王座を手放したのかと涙ながらに訴える
それは結果的に国が力を失うことなる
 
今は不義が勝ってもそれが決して最後ではないから
希望を捨てるなと言い残して去ってしまう
王座に就いた綾陽君の元には
頻繁に謀反の告発が相次ぎ綾陽君は頭を痛める
イ・グァルの反乱軍が都へと押し進む中
身の危険を感じた仁祖は周囲の反対を押し切り
都から離れることを決心する
民を捨てて宮殿を立ち去る仁祖に非難の声が高まる
そんな最中、貞明とジュウォンは
別造庁の職人たちが見守る中ひっそりと式を挙げる
 
 
 
貞明が宮殿をあとにした10年後
清との戦で完全に敗北した朝鮮
仁祖が清と君臣関係を結び清にひれ伏したあと
世子(ペク・ソンヒョン)と鳳林王子は朝鮮の地を去る
世子と王子が清に行くのを拒まなかったのは
朝鮮の捕虜を1人残らず取り戻すためだった
 
 
それから8年経ったあと
朝鮮を離れていた世子と鳳林王子は朝鮮に戻ってくるのだが、
ちょうどその日、仁祖はかねてから訴えていた体調不良により床につく
 
 
 
危篤で床に伏していた仁祖が目を覚ました
仁祖は、自分が床についている間
王のように振る舞った世子が自分を見下していると判断し追放する
頑なに世子を否定する仁祖に取り入った淑媛は
結局、医師を抱き込み世子の暗殺を企てる
 
 
 
 
 
 
 
 
鳳林王子の冊封が決まり朝廷の政に堂々と関わっていく
謀反を企んでいたという証拠と証言をつきつけられたキム・ジャジョムは
それがカン・ジュソンの裏切りであると茫然とする
 
鳳林と貞明たちはキム・ジャジョムとカン・ジュソンを
対立させることに目を向ける
病に伏している中、仁祖はふらついた足取りで便殿に入り
世子を引きずり下ろし
崇善君の擁立を計画していた反逆者たちを失脚させるのが
最後の王命だと告げる
そして世子と王女に後の国政を託す
 
 
 
窮地に追い込まれたカン・ジュソンは清の軍を動かし
王位に就いたばかりの王の退位を要求する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

感想は・・・
 
 
 

 

 
 
光海君のドラマかと思ってたんですが
貞明公主が波乱万丈な時代を生き抜いた姿のドラマでした
正当派時代劇です
色んな人が演じた光海君です
王の女」ではチソンが
王の顔」ではソ・イングク
王になった男」はヨ・ジング
映画「王になった男」ではイ・ビョンホン

 

 
光海君は暴君と言われていますが
側室の子として明に認められず
努力しても努力しても
いつまでも父親宣祖に疎まれたというのはどのドラマでも同じ
光海君が兄や腹違いの弟や兄を殺したというような過ちがあるが
あまりにも多くの業績を残した人物であることも確かなようです

 

1.戦乱の収拾
2.戸籍制度
3.東医宝鑑(朝鮮の医学書)編纂
4.大同法(所得税)

 

5.中立外交

 

だから、たくさんドラマになっているのでしょうか~
今回の光海君は背が高いので
後ろを歩く臣下が小さかったです
 
京都の太秦映画村が撮影に使われていました!
見に行きたかった!
チャ・スンウォンはいませんでしたが
 
イ・ヨニ扮する貞明公主ですが・・・
結婚したのは何歳??
仁祖の長男もあんなに大きくなって・・・
その長男の子供と3人目が同時期出産ですからね
3人目の出産時は何歳だったんでしょう??
 
善徳女王」のミシルも一体何債やねん!?と思いましたが
それ以来の何歳やねん (笑)
髪形で多少変化はあるものの顔が全く同じだし
時代とともに老けさせてくださいね
 

人生と同様

権力にも終わりがある 

権力はいずれ

さらなる権力に征服される

 
そうですよね・・・
王座に就いたとたん
その座を狙われることしか考えられないのか?と思うほど
いつも命の危険にさらされているし
自分の味方を集めて王座を狙い
王座についたらまた違うものが見方を集めて
王座を狙うの繰り返し

 

 
力をもちたければ
弱いということを認めないといけない
そして屈辱を受け
その屈辱を忘れてはいけない

 

 

 

 

笑顔で去っても

その瞬間は決して忘れん

 

 
 
史劇になると素敵に見える男性たち
その法則に反する一人キム・ジェウォ~ン
今回は??
フュージョン的なことはなく
正統派時代劇で話数も長かったですが
私は面白かったです
結構一気に見てしまいました
中年俳優陣も豪華でした