みなさん、こんばんは!

おはようございます、こんにちは☀️

今日は、栃木県足利市家富町に鎮座する国の史跡「鑁阿寺(ばんなじ)」をご紹介したいと思います📓🖋️


✳️鑁阿寺(ばんなじ)✳️
「鑁阿寺」は、源姓足利2代目の「足利義兼(よしかね)」が建久7年(1196年)に邸内に持仏堂(じぶつどう)を建て、守り本尊として「大日如来」を祀ったのが始まりといわれています!

✳️土塁と掘✳️
寺号の詳名は「金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺」と称します。

✳️足利尊氏像✳️
その後、3代目の「足利義氏(よしうじ)」が堂塔伽藍を建立し、足利一門の氏寺としました。

✳️「反橋(そりばし)」(栃木県指定文化財)✳️

「足利氏」といえば、鎌倉幕府を倒して新幕府「室町幕府」を開いた日本史上の重要一族です。

✳️楼門(栃木県指定文化財)✳️
現在でも四方に門を設け、周囲に土塁と掘を巡らした寺城は、ほぼ正方形で、約40000㎡あり、鎌倉時代の武家屋敷の面影が残されています。

節分行事として「金堂年越」があり、鎌倉時代に「足利泰氏(やすうじ)」が、武者500騎を集めたのが起源とされ、大正4年(1915年)に地元の繊維業者の有志によって武者行列として復活しました。


✳️境内✳️

境内には国指定の「本堂」など貴重な建物が多く、また大正11年には国の史跡に指定され、日本名城の1つに数えられています!

✳️手水舎✳️
その他建物以外にも、彫刻や文書・美術工芸品など、中世来の貴重な宝物類も多数残されています。

✳️桜✳️
春は桜、秋は銀杏(いちょう)の黄葉が素晴らしく、市民には「大日様(だいにちさま)」と呼ばれ親しまれています。

✳️大銀杏(天然記念物)✳️
樹齢約550年といわれ、江戸時代には既に大木となり、「大日如来」のお堂を前にして、青年男女の見合いが行われ「縁結びの御神木」ともいわれています。

目通りの周囲9m。
高さ30m。
往来より「避雷針」の役目を果たし、諸堂の災厄を守護しました。

✳️秋の大銀杏✳️

✳️多宝塔(塔婆)✳️(栃木県指定文化財)
本尊は、「金剛界 大日如来」。
本尊前に「勢至菩薩(俗に二十三夜尊)」。
両側に「十六羅漢像」を祀ります。

奥に「足利家の大位牌」と「徳川歴代将軍のお位牌」を祀ります。
「多宝塔」としては我国で一番大きく、これ以上大きいのは「大塔」と呼びます!

✳️中御堂(不動堂)✳️
「本堂」が明治41年国宝に指定される頃は「不動堂」と廊下で繋がっていて、四度加行の護摩法の道場として使用した堂宇です!
商売繁盛を祈念する堂であると同時に「酉年(とりどし)」の守り本尊となっています。

✳️古井戸✳️
堂の右側に「古井戸」の跡があります!

800年前「足利氏」が居住した時に使用したといわれます。

✳️経堂✳️(国指定重要文化財)
堂内に八角の輪蔵(経棚)があり、一切経「二千巻」を蔵します。

この経棚は江戸時代、宝永年間の大修繕のものです!

✳️鐘楼✳️(栃木県指定文化財)
鎌倉時代、建久7年(1196年)建立。

✳️大御堂✳️(国宝)
鎌倉時代、建久7年(1196年)建立。

平成25年(2013年)に「国宝」に指定されました!

御本尊は「大日如来」。

通称「大日堂」とも呼ばれています。

今日はこの辺で!
次回も引き続き「鑁阿寺」をみなさんにご紹介したいと思っているのでお楽しみに♪
では、また👋
いやさか~✨