みなさん、こんばんは！
おはようございます、こんにちは☀️
今日は栃木県芳賀町に鎮座する「祖母井(うばがい)神社」をみなさんにご紹介したいと思います📓🖋️
✳️祖母井(うばがい)神社✳️
久安元年(1145年)の創建で、「祖母井(うばがい)」という地名は、東に600m程行った場所にある「姥ヶ池(うばがいけ)」が発祥の地といわれています！
✳️手水舎✳️
日光を開山した「勝道上人」の姥が住んでおり、「勝道上人」が誕生の際に、この池の水が産湯に使用されたという伝承があります。
✳️祖母井神社 参道✳️
その伝承からこの池を「姥ｹ池」と呼ぶようになり、それが転じて「祖母井(うばがい)」という地名になったそうです。
✳️星宮三社 大明神✳️
かつては「上宮」・「下宮」と分かれており、上宮には「星宮大明神」と「牛頭天王」が祀られ、下宮には「姥ｹ神」が祀られていたと推測でき、江戸時代に入って合併し、「星宮三社」と称されたそうです。
明治の「神仏分離」により、現在の御祭神に書き換えられたものの、現存する江戸時代中期の本殿に掲げられた扁額からは、当時の信仰の一端を伺い知る事が出来ます。
✳️川口松太郎 句碑✳️
大正4年(1915年)小説家「川口松太郎」が、祖母井郵便局に勤めており、当社の隣に住んでいました。
✳️直木賞作家「川口松太郎」✳️
「川口松太郎」は数多くの時代小説の他、恋愛小説などを多く書いた小説家で、昭和10年(1935年)に「風流深川唄」・「鶴八鶴次郎」・「明治一代女」で、第1回直木賞を受賞し、自伝的小説「破れかぶれ」では、当社の夏祭が登場しています。
✳️飛竜御柱✳️
東西南北にはその方角を司る神獣がおり、「青龍(東)」は「立身出世」や「富」をもたらし、「白虎(西)」は「商売繁盛・家内安全・安産」の守り神。
「朱雀(南)」は「家運隆盛・除災招福」、「玄武(北)」は病や災難を防ぎ、「健康と長寿」をもたらすとされています！
「四神の長」と呼ばれ、中央を守るのが「黄竜」とされており、「祖母井神社」では本殿の妻虹梁の上に施された神使「飛竜」をこれに充てています！
「飛竜」は、あらゆる災難を退け、「開運・幸運」へと導く御利益があるといわれついます。
「飛竜御柱」の周囲には方角を司る神獣のプレートがあり、御利益に預かりたい方角で願掛けをしたり、御柱の結び所に願いを込めて「飛竜絵馬」を掛けましょう！
✳️拝殿✳️
①
②
✳️御祭神✳️
「彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)」。
「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」。
「須佐之男命(スサノオノミコト)」。
✳️御神徳✳️
御神徳には「縁結び・子宝・安産・健康長寿・厄除け」などがあるそうです！
✳️「木花開耶姫命」 ＝「 かぐや姫」✳️
「祖母井神社」に祀られている神様の一柱、「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」は、平安時代前期に成立された日本最古の物語「竹取物語」の登場人物である月人の女性、「かぐや姫」のモデルといわれる「女神様」です！
✳️「桜の花」の語源にも…✳️
また、「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」は「桜の花」の語源ともいわれていて、「桜の花が咲くように美しい女神様」と称されます！
✳️本殿✳️
「祖母井神社」の本殿は、明治7年(1770年)に芳賀郡田野辺村に住んでいた、宮大工「永野仙右衛門」の手によって建造されました。
彩色は、水府磯濱在住の「人見岑春」によるもので、当時の豪農「横堀仙衛門」により寄進されました。
栃木県指定文化財に指定されている歴史的にも重要な建造物で、現在は覆殿に囲われ保存されています。
✳️境内社✳️
「熊野神社」。
「稲荷神社」。
「大黒天」。
✳️うばがい富士詣✳️
「富士山」が噴火した際に、山霊を鎮める為に「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」を祀ったところ、「木花開耶姫命」の水徳を持って噴火が鎮まったといわれています。
「祖母井神社」では、この「木花開耶姫命」を祀っている事から「うばがい富士詣」として、「富士塚」が造営されました。
「富士山」は古くから信仰の対象とされており、「富士山」に模した塚を「富士塚」といいます。
「富士塚」の周りに小さな「御宮」があるので、順次お参りしましょう！
✳️富士塚 御宮✳️
「月讀宮」。
「皇大神宮」。
「厳島神社」。
「浅間神社」。
✳️御朱印✳️
✳️御守り✳️
✳️授与所✳️
御朱印や御守りなどの授与品は、こちらの「授与所」で頒布されています👐
今日はこの辺で！
次回は栃木県那須町寺子に鎮座する「ねこ寺」で有名な、「小島山 長楽寺」をみなさんにご紹介したいと思っているのでお楽しみに♪
みなさんも一度はテレビでこの光景をご覧になられた事ありませんか？？
次回は、そのお寺です！！
では、また👋
いやさか～✨