みなさん、こんばんは!

おはようございます、こんにちは☀️

今回も前回の投稿に引き続き、栃木県日光市に鎮座する世界遺産「日光東照宮」を、みなさんにご紹介したいと思います📓🖋️


✳️陽明門✳️

「日光東照宮」のメインスポットであり、日本を代表する美しい門の1つです!
1日見ていても飽きない事から「日暮しの門」とも呼ばれています。

「平成の大修理」を経て、2017年に公開されました。
4年間掛けて修理した訳ですが、修理費用はなんと!!
「12億円」。

江戸初期の職人技が集結した500体を越える彫刻が見事です!

「陽明門」は真南に向いており、「東照宮」に向かって真北に向いているのが「江戸城(現在の皇居)」です!

✳️魔除けの逆柱✳️
「陽明門」には12本の柱があり、すべて「グリ紋」が施されています。
「グリ紋」の模様は、中国の堆朱のデザインなどに良く見られる曲線の文様ですが、「陽明門」をくぐり終わる処、北側(背面)の西から2本目だけ1本が逆さになっています!
「満つれば欠ける」の諺により、不完全な柱を加えて「魔除け」にしたのでは?といわれています。
「魔除けの逆柱」と呼ばれ「陽明門」は今だ未完成のままです!

今までは「陽明門」の1本だけとされていましたが、昭和62年5月に本社の「拝殿・石の間・本殿」を仕切る16本の柱の中にも2本見付かり、逆柱は合計3本ある事が分かりました。

✳️神輿舎✳️
3基の神輿が収められており、中央が「徳川家康公」、
右側は「豊臣秀吉公」、左側は「源頼朝公」の神輿。
春秋大祭で、御旅所まで渡御するが、前後に千余人が供奉する事から「百物揃千人武者行列」と称されます。
内部の鏡天井の金箔地には狩野弥衛門による天女舞楽の図が描かれています!

✳️唐門✳️
「拝殿」・「本殿」の表門である「唐門」も美しい彫刻美に彩られています!

✳️東廻廊✳️
「奥社」へと繋がる参道の手前、「東廻廊」にちょこんと佇む「眠り猫」の彫刻!

✳️眠り猫✳️
意外と小さく高い場所にあるので注意して下さい。

✳️坂下門✳️
「奥社」へ通ずる参道の入口に位置する門。
江戸時代、「奥社」へは将軍家のみ参拝しました!
天井には長寿を表す「菊」の彫刻が施されており、その下には「寿命千寿」といわれ、現世と幽世とを結ぶとされる「鶴」の彫刻があります。

✳️奥社参道✳️

「東廻廊」から「奥社」へ続く全207段の石階。

大きな一枚岩で作られた踏み石は、霜柱などで劣化する心配がありません!


✳️奥社鳥居✳️
創建当初は木造でしたが、後に石造とされ、慶安3年(1650年)唐銅製の鳥居となりました!
鳥居と共に銅板で包まれている御神号の扁額の文字は「後水尾天皇」の御晨筆を象ったものです。

✳️奥社銅神庫✳️
承応3年(1654年)建造。
外部は銅板で包まれています。江戸時代には朝廷から贈られた「家康公」の位記や宣詣、着用された南蛮胴具足など最も重要な宝物が収蔵されていました!

✳️奥社拝殿✳️
御宝塔に参拝する為の社殿で、将軍のみ昇殿参拝を許されました。

「奥社」らしい落ち着きを見せた社殿です!

✳️鋳抜門(いぬきもん)✳️
「鋳抜門」の門の前で墓前を警護しているのが「蜃(しん)」という伝説上の生き物の彫刻です!

✳️蜃(しん)✳️
「蜃」は燕(つばめ)を食べる事で「気」を吐いて「蜃気楼」を作り出し、実体のない「桜閣」を出現させると云われています。
まさに「家康公」が眠る墓前の最後の門となる事から、蜃気楼で墓を守護する「守護神」といえます!

✳️奥社宝塔(御墓所)✳️
「遺体は久能山に、葬儀は増上寺。
位牌は大樹寺、一周忌が過ぎたら日光に祀って欲しい」。との「家康公」からの遺言で死後、朝廷から「東照大権現」という神名を受け、この地に祀られました。

日光は江戸の真北にあり「北極星」を背にして神様と一体になり、江戸と国を見守る意図があるそうです!

昭和40年。
東照宮350年祭を機に、御祭神「徳川家康公」の墓所は公開されました!

✳️叶杉
「日光東照宮」が、建立される以前からあったとされる杉の木で、樹齢は不明です。

この「叶杉」には「洞(ほら)」があり、諸々の願い事を「洞(ほら)」に向かって唱えると願い事が叶うと伝えられています!

✳️御仮殿✳️
「御仮殿」は御本社を修理する際に、御祭神をお移りしてお祀りする御殿です!

✳️鳥居✳️

✳️社殿✳️
現在の社殿は1639年の建立。

仮殿が常設されているのは、全国の神社の中でも「日光東照宮」だけです!

✳️御旅所✳️
「本殿」・「拝殿」・「神饌所」が重要文化財に指定されています。
「日光東照宮」の春季大祭中の5月18日と秋季大祭中の10月17日に「百物揃千人武者行列」と称される「神輿渡御」があり、「三品立七十五膳」と呼ばれる豪華な神饌が供えられ、拝殿で「八乙女の舞」、本殿前の石畳上では「東遊の舞」が奉納される祭典が行われます。

✳️騎馬専用坂道✳️
この坂道は、「日光東照宮」の春・秋季例大祭の「千人武者行列」の際、神職などか騎馬で使用する道です。
馬道保護のため、通行はご遠慮下さい。

✳️日光東照宮宝物館✳️

✳️日光東照宮武徳殿✳️
大正4年(1915年)の東照宮300式年大祭の記念事業として建立されました。

参拝人休憩所を前身とし、建設当初は寛永時代の建築様式に基づいた「切妻造」、「百畳敷」の白木の建造物でありました。

✳️御朱印✳️



✳️御朱印張✳️
特別史跡・特別天然記念物にもなっている「日光杉並木材」を使用した御朱印張で、杉の香りが漂い癒されます。

✳️錦守✳️
「病気平療」・「心願成就」に御利益があります。

今日はこの辺で!
次回は栃木県日光市のもう1つの世界遺産!
「日光山 輪王寺」をみなさんにご紹介したいと思っているのでお楽しみに♪
では、また👋
いやさか~✨