こんにちわ!

こんばんわ、おはようございます☀️

今日は栃木県烏山市にある「龍門の滝」そして「太平寺」をみなさんにご紹介させて頂きます📓🖋️


✳️龍門の滝✳️

「龍門の滝」は那珂川に注ぐ江川に架かる高さ20m、幅65mと非常にダイナミックな大滝です!


✳️蛇姫橋✳️

江川に架かる「蛇姫橋」を渡ると...。

✳️龍門ふるさと民芸館✳️
「龍門ふるさと民芸館」があります。

「ふるさと民芸館」の横手に整備された「龍門の滝」へと続く遊歩道があります!

この遊歩道を下るとすぐに滝が姿を現します👀

✳️龍門の滝✳️
こちらの「龍門の滝」は、高さ約20m。
横幅約65mという大きな滝です!

向こう岸まで石橋が架かっていて、滝坪の手前まで歩いて行く事も出来ます!

✳️男釜と女釜✳️
滝の中段には直径4mにもなる「男釜」と直径2mの「女釜」の歐穴があり、そこには「大蛇」が住むという伝説があり「龍門の滝」の名前の由来となっています。

✳️大蛇伝説✳️
その昔その大蛇の正体を突き止めようと思った「太平寺」の和尚が滝の上の大岩の四方に笹竹を建てて21日間に渡り祈りを捧げたそうです!

「もしも男釜に主がいるのならばその姿を現したまえ!!」

✳️大蛇出現✳️
21日目に祈りを捧げたその時!!
突如として天は真っ黒な雲に覆われ、稲妻と大粒の雨が降り出し、歐穴の中から勢いよく凄まじい大きさの「大蛇」が姿を現しました。

この大蛇は近くにある「太平寺」の「仁王門の屋根」に巻き付き7周半も巻いたあと、棟に鎌首を置いたと言い伝えられています。

✳️太平寺 仁王門✳️
「龍門の滝」から「太平寺」の「仁王門」までは高低差100m以上はあると思いますが、なんと!!巻き付いた蛇の胴体はまだ歐穴から出きっていなかったそうです。
それ以来この伝説にちなみ滝は「龍門の滝」と呼ばれるようになりました。

✳️伝説の龍神様✳️
「伝説の龍神様にどうしても会いたい!」と言う方は始めに紹介しました「龍門ふるさと民芸館」に立ち寄ってみましょう!

建物内にある「龍神洞」に眠る「龍神様」がみなさんの願いを叶えてくれるかも??


✳️人気アニメ ドラゴンボールの「神龍」✳️
人気少年マンガ「ドラゴンボール」で、ドラゴンボールを7つ集めると願いを叶える為に出て来てくれる「神龍(シェンロン)」みたいですね!

✳️龍神神社✳️
「ふるさと民芸館」の二階には「八龍神社」が鎮座しています。

当地は町の中心を「那珂川」が流れ川の流れによって生まれた盆地です。
那珂川には多くの支流があり、それぞれの川には「龍神」が棲むと信じられていました。

「八龍神社」の「八」は八百万と同様に多くを意味する「八」です。

この川に棲む「龍神」に豊穣を感謝し、水害を鎮める願いを込め造営されたそうです。

✳️展望台✳️
展望台もあり、「龍門の滝」を上から眺める事が出来ます!

✳️御朱印✳️
「八龍神社」の御朱印は「ふるさと民芸館」でお受け出来ます!

✳️「太平寺」✳️
こちらの太平寺は「龍門ふるさと民芸館」右手の道を少し歩いて行くとありますので「龍門の滝」と合わせてご覧になって下さい♪

✳️「太平寺」由緒✳️
「太平寺」の創建は西暦803年になります。
征夷大将軍も務めた「坂上田村麻呂」が夷討伐の大願成就を祈願し、この地に「堂宇」を建立したのが始まりとされています。

✳️位牌堂✳️
その後848年になり「最澄」や「空海」とともに入唐八家の1人に数えられる僧侶「慈覚大師円仁」によって再興されました。

✳️手水盤✳️
この「円仁」は日本で初めて「大師号」を賜ったとされる「高僧」で現在の栃木県壬生町の生まれです。
その後は烏山城主を務めた「那須氏」によって厚く信仰され江戸時代に入ってからは烏山に入部した「大久保氏」の「菩提寺」となりました。

✳️仁王門✳️
こちらが「大蛇」が巻き付いたという伝説が残されている「仁王門」です!

✳️仁王像✳️


✳️大草鞋(おおわらじ)✳️
仁王門の横手に飾られている「大草鞋(わらじ)」の奉納は「足腰」・「旅路」の祈願とされています。

✳️御本堂✳️
こちらが1725年に建てられた、とても貴重な「御本堂」です。

「太平寺」では「木造先手観音菩薩」立像が、栃木県の文化財に指定されており「御本堂」・「仁王門」・「仁王像」などが那須烏山市の文化財に指定されています。

✳️蛇姫様のお墓✳️
「太平寺」には「川口松太郎」原作で映画や時代劇にもなった小説「蛇姫様」のモデルとなった「姫」が眠る墓地があります!

✳️蛇姫✳️
「蛇姫」とはその昔、烏山藩の家老が焼き物を売りお金儲けをしている事に藩主が気付きますが藩主は病床に伏しそれを止める事が出来ませんでした。
すると、これを知った娘の「琴姫」が嫁ぎ先の家から帰って来ましたが、姫が邪魔な家老は毒入りの食事を与えて暗殺しようと試みます。

しかし、姫に仕えていた「おすが」と言う人物がそれを助け、それからというもの姫は何度も「おすが」によって助けられました。
その後これを邪魔に思った「おすが」の方が命を奪われてしまいます。
「おすが」は亡くなりましたが、それからは姫の危ない時にはいつも「黒い蛇」が現れ助けてくれたそうです。

そういったお話から「蛇姫様」と呼ばれるようになったそうです。

✳️蛇姫様のお墓✳️
こちらが「蛇姫様」が眠るお墓です!

✳️「まんが日本昔ばなし」✳️
この「蛇姫様」のお話は、「まんが日本昔ばなし」の「姫と白蛇」という題材にもなっています。

✳️姫と白蛇✳️
「まんが日本昔ばなし」では登場するのは「黒蛇」ではなく「白蛇」で、姫も命を奪われてしまったと言う違ったストーリーになっています。

✳️御朱印✳️
基本「太平寺」は無人の為、御朱印をお受けする事が出来ないので、宇都宮に鎮座する「宝蔵寺」に行ってお受け頂く事になります。

✳️滝の上に電車が!!✳️
実は「龍門の滝」すぐ近くには「烏山線」が通っていて、タイミングが良ければ滝の上を電車が走っているように見える全国的にも珍しい撮影スポットで、鉄道ファンにも人気があります。
もし、良かったら行ってみて下さい♪

今日はこの辺で!
次回は栃木県足利市に鎮座するお寺「利性院(閻魔堂)」をみなさんにご紹介したいと思っているのでお楽しみに♪
では、また👋
いやさか~✨