みなさん、こんにちわ!

こんばんわ、おはようございます☀️

今日は栃木県栃木市に鎮座する「神明宮」をご紹介させて頂きたいと思います📓🖋️

前回のブログでみなさんに解説させて頂いた「造化三神」を祀る珍しい神社です。

そしてこちらの「神明宮」という神社は「栃木県名」発祥の地でもあるんです♪


✳️神明宮✳️

栃木の総鎮守であります「神明宮」は応永10年(1403年)に創建された神社です。

✳️栃木のお伊勢さま✳️
伊勢の神宮からの御分霊により「天照皇大神」をお祀りする事から「栃木のお伊勢さま」と呼ばれ親しまれています。

✳️手水舎✳️
創建時は現在の栃木市神田町という町にありましたが、天正17年(1589年)に現在地(旭町)に遷座されました。

✳️稲荷社✳️
「天照皇大神」または、「伊勢内・外宮」の神を祀った神社を「神明宮・神明神社・太神宮・伊勢宮(みや)」と言い、通称として「お伊勢」と呼ばれます!

✳️泰楽殿✳️

✳️禮明殿✳️

✳️11社の境内社✳️
「須賀神社・「恵比寿神社・大国主神社・魁稲荷神社・淡島神社・琴平神社・富士浅間神社・市姫神社・愛宕神社・小御獄神社・松尾神社」の計11社が祀られています。

✳️庭園✳️

こちらの庭園には小さな「噴水」などもあり癒されます。

✳️鳥小屋✳️
境内を散策していると何やらどこからか喋り声が聞こえてきました。

✳️オウム✳️
喋り声が聞こえる方に足を進めてみると「鳥小屋」の中に一羽の「オウム」が!

こちらの「オウム」は、お喋り上手な「オウム」で「おはよう」・「またね」・「バイバイ」と挨拶してくれるんです♪

✳️セキセイインコ・孔雀(くじゃく)・黒チャボ✳️
他にも「セキセイインコ」。

「孔雀(くじゃく)」や「黒チャボ」もいます!

✳️拝殿✳️

✳️拝殿「扁額」✳️

✳️御祭神✳️
「天照大御神」。

✳️造化三神✳️
・「天之御中主神」。
・「高御産巣日神」。
・「神産巣日神」。

「須佐之男命」。

✳️盛哉✳️
拝殿の社額には「盛哉」と書かれています。
「盛哉」とは「みんな頑張って盛り上がっていきましょう!」と言う意味の言葉だそうです!

✳️本殿✳️
建設に5年の歳月をかけ、明治16年に「伊勢内宮」にならった「神明造り」の「本殿」が完成され、現在の社殿が出来上がったそうです!

こちらの「本殿」も県指定文化財に登録されています。


✳️栃木県名の由来について✳️
「栃木」の地名については諸説ありますが、その1つにこちらの「神明宮」の「本殿」に飾られた「千木(ちぎ)」による説があります。

✳️千木(ちぎ)✳️
「千木(ちぎ)」とは、社殿の飾りである「屋根ぐし」の事で、現在の社殿には2本の「千木」がありますが、栃木の町が出来る以前の社殿には「十本の千木」が付けられていた事から「十千木(とちぎ)」と呼ばれていました。

周囲には家々も少なく、遮るものもなかった当時は、遠方からでも「神明宮」の社殿を望む事が出来たそうで、「神明宮」の方角をさして「十千木(とちぎ)」と呼ぶようになったそうです。


栃木の町が造られてからは、「千が十集まると万」になる事から「杤(とち)」という字が作られ、「杤木(とちぎ)」と書かれるようになりました。

明治時代になると「杤」に「厂(がんだれ)」をつけた「栃」という字が新たに作られ、現在の「栃木(とちぎ)」となりました。
そういった事から「神明宮」は、「栃木県名発祥の地」と言われているようです。

✳️御朱印✳️
「宮」の字が「うかんむり」に「呂」ではなく、「うかんむり」に「口2つ」になっているのが特徴的です。

✳️盛哉 御朱印✳️

✳️御守り✳️
「開運・厄除け」の御守りです!

✳️授与所✳️
御朱印や御守りは、「授与所」で頒布しています。

✳️「主祭神」性別の見分け方✳️
ここで1つみなさんに社殿の屋根部分にある「千木」により、神社に祀られている「主祭神の性別」を見分ける方法を紹介したいと思います。



千木の形は、先端が「外削ぎ(先端を地面に対し垂直に削る)」になっているものと「内削ぎ(水平に削る)」になっているものがあり、外削ぎと内削ぎが同じ社殿に両方ついた社殿もあったりします。

✳️外削ぎ =「男神」✳️
千木が「外削ぎ」の場合は御祭神が「男神」。

✳️内削ぎ =「女神」✳️
千木が「内削ぎ」の場合は、御祭神が「女神」が祀られているといわれています!

みなさんも色々な神社に参拝に行かれた際には「社殿」に飾られている「千木(ちぎ)」に注目して参拝してみて下さい!
きっとまた違う見方で神社参拝が楽しめると思いますよ♪

今日はこの辺で!
次回は栃木県下野市に鎮座する「星宮神社」通称「トトロ神社」を、みなさんに紹介したいと思っているのでお楽しみに♪
では、また👋
いやさか~✨